啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ノボロギク」

2016-02-09 12:35:30 | 山野草
 「ノボロギク」  キク科
 今、庭に咲いている花といえば、サザンカ、ワビスケ、ロウバイ、ウグイスカグラ、枝先にほんのり黄色の花をのぞかせているサンシュユ、だいぶ紅色が濃くなったジンチョウゲ、もう少しで咲きそうな紅い枝垂れ梅。暖かい陽だまりでは、フクジュソウがツンツン芽を出してきた。これからが楽しみだ。 野に出れば、道端、空き地、畑などで目につくノボロギク(野ぼろ菊)。花期は2月から12月というが、この辺りでは、時期に関係なく、一年中みられる。黄色く小さな花が可愛らしい。花の後につく、そう果の白い毛がたくさん集まり、まるでボロくずのように見えるところから、ノボロギクと名付けられたという。道のコンクリートの間からさえも花を咲かせ、逞しく、力強い植物と思うが、ボロにたとえるのも、ちょっとかわいそう。ヨーロッパ原産の一年草。草丈、20cm位。日本全土に分布。

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2 コメント

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Unknown (寒い朝)
2016-02-10 11:55:02
道端で良く見かけますが名前までは気にしていませんでした。ノボロギクという名前なんですかあ・・・ボロ布さえ見かけなくなった昨今、ちょっとかわいそうな名前ですね。
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Unknown (hidy)
2016-02-10 16:18:26
霜がおり、朝は本当に寒く、つらいですね。今日は北風が強く冷たい・・。吹き飛ばされそうです。
それでもなお、この寒さに耐え花をさかせる植物は逞しいです。ところで、ノボロギクと同じ花の付き方で、ベニバナボロギクがあります。花の先が紅くなってます。
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