啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

御堂山

2010-12-22 08:44:15 | 低山歩き
西上州の山々で、まだ登っていない数少ない山の一つ「御堂山」(878メートル)に登ってきた。群馬県内の山々を紹介したガイド本2冊(新聞社が編集)を使っているが、両方とも“道が不鮮明”という趣旨のことが書かれており、最近は一人歩きが多いだけに躊躇していた。逆に、気に掛かる山の一つとなっていた。

R254で下仁田町の中心部を越え軽井沢方面へ。軽井沢と佐久方面の分岐点の手前、GSの先を右折し林道に入る。2百メートルほど走ったところに駐車スペースがあり車を停めて、ここから歩く。本来は近くの西牧関所跡が駐車スペース。10分?程ショートカット。ここから、林道の緩い上りを25分ほどで終点。ここから、沢沿いの急登となる。小鳥が多く楽しいが、キジの飛び立つ大きな音に驚かされた。小さな滝をロープに頼って登る。岩だらけの登山道だが、乾いているので歩きやすい。ジジ岩、ババ岩の奇岩を左に過ぎるとコルに着いた。林道終点から30分ほど。

ここからが「ルートを間違いやすい」とされているところ。ただ、行程はよく整備されており、不安を全く感じさせない。ボランティアの方々のご苦労だと思うが、心から感謝したい。ジジ岩、ババ岩はエスケープし山頂を目指す。「間違いやすい」とされた標識なども判りやすくなっており、30分ほどで山頂。あっさりと着いてしまった。


山頂は北東に妙義山の展望が見事。西には葉を落とした雑木林越しに鹿岳や四つ又山など望めた。鹿の鳴き声をまねて口笛を返すと、応答があったように聞こえたが・・??40分ほどノンビリしていたが、天気予報の通りに雲が多くなり、気温が下がってきた。一度脱いだセーターを着直し下り始める。


  下り始めて直ぐに雑木林の先にジジ岩とババ岩が見えた。

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