惜しいことの連続だった“大きな啄木鳥”の写真撮影。距離が離れていたので、十分ではないが、今の私の技術では満足できる「オオアカゲラ」の画像をゲットできた。
いつもの里山の散歩コースでも、啄木鳥との出会いはあるのだが、なかなか捉えることができなかった。昨日は、少し気分を変えて“1月の半ばに見た、水芭蕉の芽がもう膨らんだのでは”と言う期待を込めて、前橋市の北部、赤城の山麓にある墓地公園の「嶺公園」に遠征した。野鳥観察のコースとしても定評がある。
寒いし風が強い。これでは野鳥は出てこないとスタートから不安。「泥棒が逃げ回っている」(駐車場にいたおまわりさんの話)で、、パトカーだけはやたらと多い。湿原を模した湿生花園の入り口で、白いガクの部分を少し膨らませたミズバショウヲを撮影できて一安心。ここの2株以外は、まだ芽が少し成長した程度だった。
周回歩道に入って直ぐ「キュッ」の泣き声で至近距離にアオゲラを発見。レンズに入ったが逆光の上、シャッターを押す前に木の裏側に逃げられた。待ちきれなくなって私が動いたら、泣き声とともに飛び去った。ミソサザイを狙う人、ミヤマホオジロ?にレンズを向けるグループなどウォッチャーも多い。
墓地脇の周回歩道沿いで、啄木鳥のドラミング。探すが見つからない。先程会った人に「アオゲラは木をつつきだしたら長い。じっと待つ」とのアドバイスをうけた。その通りに粘る。距離が少しあったが、枯れ木をつつく姿をようやく確認。何とかモノにできた。ウレシィー!!!
アカゲラより大きいので、アオゲラだと思い込んでいたが、アドバイスをしてくれた人に確認すると「オオアカゲラ」と教えてくれた。「赤城周辺では珍しいが、日光方面では良く見かける」という。その時は興奮していたので判らなかったが、写真は問題なく赤タイプ。
調べてみると、大きさの違いだけでなく1、頭のてっぺんの赤い部分(オスのみ)が広い2、羽の付け根部分がオオアカは縞模様で、アカには白い縦縞3、尾羽の赤い色の付き方ーーなど微妙に違うのだそうだ。
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