啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「アンコンシャスバイアス」

2021-09-16 11:48:00 | 庭の花木
「ホトトギス」 ユリ科
 9月15日といえば「敬老の日」と長い間定着していたが、ハッピーマンデーの実施により、「老人の日」と名付けられて久しい。厚労省が発表したところによると、国内の100歳以上高齢者は、8万6510人。そのうち女性は、7万6450人で全体の88%を占めているという。身近に100歳以上の高齢者は存在しなく、一般的に人生100年時代と言われても信じがたく、しかし数字で示されると現実のこととして意識せざるを得ない。自身にとっては夢のようであり、80歳はおろか5年先でもあやしいものだ。それにしても、老人とか高齢者という言い方は、何とかならないものだろうか。もっと素敵なネーミングはないのかしら?というのも、歳を重ねても若々しく元気で活動的、高齢者のイメージがない。何をするにしても「もう歳だから」と年齢を理由にするのはやめたい。自身が生きてきた長い間の経験からの先入観や思い込み、偏見などを少なくし、自由な思考で行動することを心掛けたい。
 そういえば、高齢者の言い方「シニア」っていう言葉があるけれど、まだネガティブかしら?
 花びらに紫色の斑点模様が、鳥のホトトギスの、胸の模様に似ていることからつけられた名というホトトギス。草丈40cm程度、花の径は3㎝ほど。秋晴れの空のもと、涼やかな風にそよそよと揺れて咲くかわいらしい花。

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