啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「山形にて」

2015-07-01 20:24:24 | 旅行
 42年ぶりに訪れた山寺、立石寺。「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 松尾芭蕉の句、奥の細道で、あまりにも有名な山寺は、夫と初めて旅した思い出深い場所。山の自然に沿って作られた参道は、昔から修行者の道。登山口から奥の院まで1000余段。一段一段登ることにより、煩悩が消滅され、幸福になれるというが、友人と私は青息吐息で、まさに一段一段かみしめるように登って行けど、煩悩はいっこうに消えず。 42年前、12月末、山寺はかなりの積雪。当日は晴天で、友人と3人。しかも私の靴はパンプス。それでも奥の院まで登ったと記憶している。ところが・・・下山してみると、靴の片方のヒールがない!!3人で大爆笑したのを、昨日のことのように思い出し、友人と共にその話に花が咲く。「1000段なんて、ジョウ~ダンじゃないよ~ん」と言いながらの参詣。煩悩が消えるはずもない。
 ところで、友人宅は、最上川まで徒歩2分。涼やかな風に吹かれ、最上川の堤を散歩するのは至福のひと時。しかも、ネコも一緒。首輪に長い紐をつけ、気ままに歩くのだが、その姿が滑稽。犬の散歩は理解できるのですが、ネコちゃんねぇ~?しかも、このネコちゃん、ものすっごく早起き! 3時30分ですよ。 数日間寝不足。しかし、久方ぶりに旧友と再会できたのは、楽しいひと時だった。

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2 コメント

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山形にて (Unknown)
2015-07-02 08:25:00
42年ぶりの立石寺、思い出を辿りながらの旅も心に沁みますね。パンプスの話も笑えました、若かったあの頃・・・友達って本当い良いですよね!煩悩が消えますように。
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Unknown (hidy)
2015-07-02 19:11:29
時の流れと共に、山寺も変ったように思いますが、懐かしく楽しい思い出です。サクランボ、ラフランス、尾花沢のスイカ、メロン、スモモ、ブドウなど山形はフルーツ王国。米沢牛は、さすがブランド。美味しかったです。あちらに行かれたら是非ご賞味あれ。
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