啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「生命力あふれる森・・赤城自然園」

2022-09-04 13:33:10 | その他
 「あまりに植物がありすぎて、花の名前が分からなくて・・・」 「そういう人ほど、花の名前を知っている人ですよ」と、自然園のスタッフのちょっぴり嬉しい一言。春には春の、夏には夏の・・秋にはその深さに癒され、年間を通して趣の異なる森は、野鳥や虫たちが暮らし、生命力あふれている。
 園内をのんびり散策していると・・目の前をヒラヒラ舞う‟アサギマダラ”を発見!‟神秘の渡りチョウ”と言われているアサギマダラ。蜜を吸っていたのは、‟カワミドリの花”。近くによっても逃げようともしない。アサギマダラといえば、フジバカマやヒヨドリバナの花が好きという認識を持っているが、実際、それらの花の毒を体に取り込んで、外敵から守っているそうな。けれど、そうした花がない場合は、他の蜜も吸っていると、スタッフが教えてくれた。マーキング体験は過去に経験したと話すと、今年は体験プログラムが他にあり、予定がないとのことだ。
 当家にもフジバカマが咲いているので、飛来してくれたら嬉しい!

名前をきいて、すぐに覚えられるものと、そうでない花がある。馴染みがなく、恐らく過去に何度もスタッフに問うていたこの花の名前はキセワタ。草丈1m弱、すっと伸びた茎に何段にもピンク色の花をつけ、花の上側が白い毛におおわれている姿を‟着せ綿”に例えたものという。9月9日の重陽の節句に、真綿を菊の花の上に乗せ、花の香りを移しとって、延寿の祝いをしたと、図鑑に記されていた。
 昨夜は、高崎花火大会。50分間に1万5千発!ドーンとなる音とともに、夜空いっぱい広がる花の束。凄い・・綺麗・・素敵・・迫力満点! けれど、終わった後は、ちょっぴり寂しい。
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