啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「満ちる春」

2019-04-08 18:54:31 | 庭の花木
 「ヒトリシズカ」 センリョウ科
 東北、北海道を除けば、各地で桜が満開。情報によれば、この桜をめあてに、外国からの旅行者が急増。ヨーロッパからもアジアからも、日本にやってくるという。桜を愛でる感性は、日本人だけでなく、外国の人にも共通の理なのかもしれない。満開になると、特に風の強い時は、すぐに散ってしまうという残酷な運命をもっている桜。そして、その花びらはピンク色のカーペット。はらはらと、散りゆく様にも”美”を感じないわけにはいかない。
 ヒトリシズカ(一人静)が咲きました。茎の先に1本の花穂。葉が完全に伸び切らない時に、その葉に包まれた花穂が、白拍子が袂で顔を隠した姿をうつしたものという。静とは、勿論、義経を恋う静御前のこと。舞う姿を見立てての命名なのでしょう。
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