気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

『岡埜栄泉(おかのえいせん)』のどら焼き

2009年05月07日 19時19分20秒 | Sweets!お菓子
 たまたま目にした新聞で,石巻商工会議所青年部が先月,「石巻うまいものランキング」を発表したのですが,その中でお土産ランキングで2位になったのが,『岡埜栄泉』のどら焼きでした。

『岡埜栄泉』は,慶応から明治初期に浅草の『岡埜栄泉』から5軒が暖簾分けされたようですが,今でも残っているのは上野駅前『岡埜栄泉』だけだということです。

 石巻の『岡埜栄泉』も,上野駅前『岡埜栄泉』から暖簾分けして貰った店なのでしょう,技術と味は確かだと思います。

 以前から,イオン石巻店の西側にある石巻蛇田店の『岡埜栄泉』のどら焼きの存在は知っていましたが,食べるのは今回が初めてでした。

  本家の上野駅前『岡埜栄泉』のどら焼きは,粒餡にこだわりがあるようで,粒餡好きの私に,石巻のどら焼きにも期待せざる負えません。

 さて,どら焼きをパクリと食べると,小ぶりながらギッシリ餡が詰まっていて,期待以上の粒餡の美味しさで,小さい頃から食べ親しんだ餅入りのKのどら焼きとは違った美味しさが味わえ,これで105円は素晴らしいですね。

 一緒に買った,フルーツあんみつも甘さが丁度良くて,美味しい粒餡とともに,美味しく頂きました。
これまで,この味を知らなかったのは残念ですが,このどら焼きは,これから石巻のお土産の№1になる気がしますね。

 ちなみに,「石巻お土産ランキング」の1位は白謙の笹かまぼこ,2位はこの『岡埜栄泉』のどら焼き,3位が粟野蒲鉾店の笹かまぼこ,4位が伏見屋のくるみゆべし,5位があまじんの赤飯まんじゅう・・・でした。

 『岡埜栄泉』蛇田店の外観


 どら焼きと季節限定のあんみつ


 13夜の月ですが,どら焼きみたいに美味しそうでした

『川音亭(かわずてい)』

2009年05月06日 19時45分36秒 | ある日の麺喰
 川崎町の国道286号の宮城川崎インター入口を過ぎて,その先の国道457号に左折してから青根温泉に向かって行くと,右に一昨日載せた石釜ピザ店がありますが,それをもう少し行くと左側の道路沿いに『川音亭』があります。

 元々は,青根温泉でラーメンを売りに食堂をやっていたそうで,蕎麦屋さんなので,蕎麦だけでなくラーメンも美味しいお店でした。

 蕎麦は,十割だそうですが,のど越も良く,勿論歯ごたえも良くて美味しい蕎麦でした。
 一緒に頼んだイカゲソ天は,サクサクしていて,蕎麦にもラーメンにも良くあっていて,こちらも美味しく頂きました。

 『川音亭』の入口


 ラーメン(650円)


 いかげそ天半分(200円)


 いかげそ天蕎麦(1,000円)


 店の裏側にいた秋田犬等の2匹

『重力ピエロ』

2009年05月05日 19時46分25秒 | ときどき,映画
 今日は,宮城県で先行上映されている『重力ピエロ』を観に行って来ました。
 会場は,ゴールデンウィークということもあるのでしょうか,結構人が入っていました。
 
 『ホノカアボーイ』にも出ていた“岡田将生”君が出ていて,男の私が彼の顔が綺麗な顔立ちをしているなあと見とれるくらいなので,女性ファンはきっとウットリして見ているのだろうと思いました。

 映画は,全編宮城県でロケをされたのでしょう,聞いたことがある地名や見たことのある場所がいっぱい出てきて,宮城に住む者にはこたえられない映画になっています。

 ただ,“鈴木京香”さんが,乳母車を押す素敵な坂はどこなのだろうと悩んだり,街から突然,仙台市郊外の国道4号と国道45号の交差点に架かる長い歩道橋を歩いていて,ちょっと違和感があったのですが,映画の中のシュチエーションでは,とても雰囲気が出ている歩道橋でした。(是非一度,歩いてみたいと思いました)

 映画は,岡田君や加瀬君が主役と思っていたのですが,最後まで見ると,明らかに二人の父親役の小日向文世さんが主役だと言うことが分かりました。

 お父さんが,サーカスのピエロが演じる空中ブランコの場面で「笑っていれば(重力に逆らって)落ちても大丈夫だよ」と言うと,母親の京香さんが「私達の家族は空に浮いちゃうカモね」と言っていた場面が印象的でした。まさに,家族の愛は,重力を超える。

 二人の兄弟の名前は,兄が“泉水”と弟が“春”で,どちらも英語ではspringというのが上手い洒落になっていて,良い感じでしたね。

 一つ気になったのが,父親と母親が出会う真冬の場面で,父親が仙台市の職員なのに(動かなくなった車は“仙台市”とボディに書かれていました),「役場で私が担当しています」いう台詞があるのですが,役場と言うのは,町か村の庁舎を言うので,その時の設定を21年以上前の仙台市が政令都市になる以前の秋保町か宮城町に父親が勤めていたので,“役場”と言う言葉が出たのではと思いました。(深読みし過ぎですか?)

 映画の最初と最後の「春が2階から落ちてきた」も,とても良かったなあ。
 詳しいストーリーは,映画を観て感動して下さいね。

 『重力ピエロ』の宣伝

『みどりの日』は「植物園に行こう」

2009年05月04日 21時14分00秒 | 花々
 今年も『みどりの日』は,無料開放している東北大植物園に行ってきました。

 『みどりの日』は,園内で春の森ガイドツアーがあったり,ロックガーデンではリコーダー,篠笛,フォルクローレ,コカリナの演奏が行われていて,いつもひっそりしている植物園が賑やかな場になっていました。

 今日は,薄曇りで歩くにも良い季候でしたが,それでも頂上の見晴台に着く頃には,ワイシャツ1枚で十分でした。
 緑のシャワーを一日浴びて,気分も体もレフレッシュ出来て,良い一日でした。

 ところで,頂上へ向かう道の途中で,黒い物が落ちていたのですが,それは亜炭のようで,青葉山は,戦前戦後に亜炭が掘られていて,この辺もあちこちに亜炭があるようでした。

 昔,博物館の裏に亜炭山というところがあり,冬になると度胸試しにソリで滑るのが流行りました(山形蔵王の横倉の壁みたいなものかな)
 コークスストーブが入る前の小学校の低学年は,亜炭を炊いて教室を温めていたのを思い出しました。

 東北大植物園入口


 本館前の芝生広場


 ロックガーデンで行われたリコーダー演奏


 ロックガーデンで行われた篠笛


 頂上へ行く道


 頂上へ行く道(その2)


 倒木


 見晴台


 リュウキンカ


 ズミ


 ヨシ群落(ヨシ原が水を浄化するそう)


 クマザサ(野生は京都にしかない)


 アズマシャクナゲ


 亜炭


 イワシロイノデ


 イワシロイノデ(アップ)


 チドリノキ


 ヒトツバカエデ


 スミレサイシン


 ヒメシャガ


 シャガ


 チゴユリ


 シュンラン


 オトコヨウゾメ


 ?の綿毛


 青葉山植物園のガイドブック(植物園に行こう)

『第20回えぼし・すいせん祭り』

2009年05月03日 20時46分32秒 | 花々
 久々に,えぼしスキー場で4月23日~5月17日の間開催されている『すいせん祭り』に行って来ました。

 スキー場のコース斜面に20万本のスイセンが咲き乱れていて,まるで黄色い絨毯のようでした。
 すいせんにも色々な種類があるようですが,基本は黄色かクリーム色で,奇抜な色は清楚なすいせんには似合いませんね。

 朝,えぼしに向かうのに,泉インターから乗って村田インターで降りたのですが,仙台南インターで合流する車で3km位渋滞していましたが,その渋滞よりも,蔵王山頂に行く車とえぼしに行く車が一緒に走る県道の白石上山線の渋滞の方が凄かったです。

 えぼしの帰りに,青根温泉を通り国道457号を通って帰り,国道沿いにある「石釜屋」でピザを買ったのですが,店内はいっぱいで,10組位,廊下で順番を待っていました。

 えぼし・すいせん祭り


 えぼし・すいせん祭り(その2)


 えぼし・すいせん祭り(その3)


 えぼし・すいせん祭り(その4)


 アイスフォーリス


 ピンクチャーム


 ラスウィンゴールド


 アーリーブライト


 イエローチャフルネス


 タヒチ


 澄川に注ぐ沢のまわりの新緑も綺麗だった


 沢の側の八重桜が満開でした


 ピッツァ石釜屋


 ピッツァ石釜屋(その2)

『なつかし屋』

2009年05月02日 20時21分12秒 | 仙台の横丁
 前から,東北公済病院のそばにあった昭和を感じさせる『なつかし屋』さんに行ってみたいと思っていました。

 その『なつかし屋』さんが,昨年から「壱弐参(いろは)横丁」に移ったと聞いたので,飲み会の2次会で行ってみました。

 入口から昭和の匂いプンプンで,店内も昭和の映画のポスターや,昔の看板など懐かしい物ばかりでした。

 私の家でも昔,酒屋をやっていたので,“トリス”の妻楊枝入れなどは本当に昭和40年代を思い出させるものが多く‘酒は現金で’という看板は,本当に税務署の方が持って来てくれた物だそうです。

 しかし,頂ける日本酒は本当に厳選された美味しい酒とそれにあった珍味が,堪えられないくらい美味しいツマミでした。

 筋子,ワラビの酒粕,牛タンのみそ漬けの三品は,これだけで酒3合OKでした。
 もろきゅうだと思ったのですが,その味噌は豆腐から出来ている濃厚な味噌で,これもきゅうり2本は軽くいけるものでした。

 その他,今回はなかったのですが,刺身や名物のどんどん焼きなど,懐かしい中にいい酒のツマミになるようなものがいっぱい有り,次回は酔いが回る前の1次会から来て,店内をじっくり見てみたいと思いました。(今思えば,もっと懐かしい物がいろいろ有ったような気がするので・・・)

 『なつかし屋』の入口


 黒電話も懐かしい


 この他にも何種類かあった“トリス”の妻楊枝入れ


 左から筋子,ワラビの酒粕,牛タンのみそ漬


 もろきゅうの豆腐味噌添え


 ‘ご進物にはタバコを御利用下さい’


 ‘酒は現金で買いましょう’(昔は通い帳で,1ヶ月単位で掛け売りする人が多かったので,そういう看板が有ったのでしょう)