気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

荒町の雛飾りと『広進堂』のあんパン

2011年02月27日 20時38分16秒 | Sweets!お菓子
 仙台市東部の商店街である荒町商店街にある『奥江呉服店』のお雛様は,40年位前のものだそうで,現在のものよりも小顔で馴染みのある感じのお雛様でした。

 店内では,訪れて来る人にお茶を振る舞っていて,お店のお子さん(?)がお客さんの靴の向きを直したり,お菓子を運んだりと甲斐甲斐しく動いている姿が印象に残りました。

 仙台ではほとんど見かけなくなった造り酒屋の『森民酒造』さんのお雛様は江戸時代の古今雛で,江戸中期になると京都では三人官女が,江戸では五人囃子が雛壇に加えられるようになったそうで,三人官女がいないのが江戸の飾りをよく表しているそうです。
衣装の色味は抑えられていましたが,風格の有るお雛様でした。

 「町の駅荒町」という看板を掲げるユニークな『幸洋堂』さんは,近くの事務所でミニコンサートと雛飾り,抹茶を出していて,朗読も聞かせるなど,店内は活気でいっぱいでした。

 荒町の商店街で,創業120年以上の歴史が有る『広進堂』さんでお勧めのあんパンを買って来ましたが,黒ごま(中は練りあん)と白ごま(こちらは粒あん)がのった2個一組で300円で,パン生地はしっとりしていて,あっさりとした甘さのあんパンで,とても美味しく頂きました。

 『奥江呉服店』の建物


 『奥江呉服店』の入口


 40年前の雛人形


 絵のひな人形


 竹取物語の絵


 竹取物語の絵巻(帯)


 『森民酒造』の外観


 『森民酒造』の看板


 『森民酒造』の雛人形


 古今雛の説明


 『広進堂』の入口


 『広進堂』のあんパン


 『幸洋堂』の店舗


 東九番丁の通り


 『養賢堂』の入口


 ミニコンサート


 玉虫佐太夫の木造