もう1本映画の話を。先週は,『サイドウェイズ』を見て来ました。
『サイドウェイズ』とは,2004年にアカデミー脚色賞を受賞したものを日本版にリメイクしたもので,アメリカ西海岸のワインの産地ナパ・バレーを巡る4人の1週間を描いたもので,“大人の寄り道”という言葉に惹かれて見てみました。
売れない脚本家の道雄(小日向文世)と,道雄の留学時代の親友でロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介(生瀬勝久)は,大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行することから物語は始まります。
チャランポランな大介と不器用で融通が利かない道雄が婚前旅行で織りなす旅は,鈴木京香演じる麻有子(まゆこ)と菊池凜子演じるミナが絡み合い,なかなか面白くて,切ないのですが,さすがに4人とも演技の上手さが光っていました。
ただ,原作では家庭教師とは設定されていない道雄が,映画では麻有子の家庭教師をしていたという設定(4~5歳の年齢差)ですが,小日向文世さんと鈴木京香さんがかなりの年齢の差があるので,設定に無理がある気がしました。(TVで小日向さんが,生瀬さんと同級生の役柄なので,映画ではカツラを付けていたと言っていたとか)
道雄の役の小日向さんが,ほんわかで不器用な中年男のいい味出してたし,セリフも随所,笑える部分がありました。
確か,小日向文世さんと鈴木京香さんの共演は,『重力ピエロ』の時もそうでしたね。
この映画の5人目の主役は,全編にわたり出てくるワインだと思いますが,ナパ・バレーの素敵な風景と11カ所のワイナリーが素晴らしく,きっと映画の制作者は,とても楽しんで映画作りをしたんだろうと思いました。
『サイドウェイズ』
『サイドウェイズ』とは,2004年にアカデミー脚色賞を受賞したものを日本版にリメイクしたもので,アメリカ西海岸のワインの産地ナパ・バレーを巡る4人の1週間を描いたもので,“大人の寄り道”という言葉に惹かれて見てみました。
売れない脚本家の道雄(小日向文世)と,道雄の留学時代の親友でロサンゼルスのレストランで雇われ店長をしている大介(生瀬勝久)は,大介の結婚式を前にワインの産地ナパ・バレーへドライブ旅行することから物語は始まります。
チャランポランな大介と不器用で融通が利かない道雄が婚前旅行で織りなす旅は,鈴木京香演じる麻有子(まゆこ)と菊池凜子演じるミナが絡み合い,なかなか面白くて,切ないのですが,さすがに4人とも演技の上手さが光っていました。
ただ,原作では家庭教師とは設定されていない道雄が,映画では麻有子の家庭教師をしていたという設定(4~5歳の年齢差)ですが,小日向文世さんと鈴木京香さんがかなりの年齢の差があるので,設定に無理がある気がしました。(TVで小日向さんが,生瀬さんと同級生の役柄なので,映画ではカツラを付けていたと言っていたとか)
道雄の役の小日向さんが,ほんわかで不器用な中年男のいい味出してたし,セリフも随所,笑える部分がありました。
確か,小日向文世さんと鈴木京香さんの共演は,『重力ピエロ』の時もそうでしたね。
この映画の5人目の主役は,全編にわたり出てくるワインだと思いますが,ナパ・バレーの素敵な風景と11カ所のワイナリーが素晴らしく,きっと映画の制作者は,とても楽しんで映画作りをしたんだろうと思いました。
『サイドウェイズ』