気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

祝・金メダル!荒川静香選手

2006年02月25日 20時24分11秒 | 日々の出来事
 NHKアナウンサーの言った名台詞は、“トリノオリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました”でした。
 ヤッター!宮城県在住だった荒川静香選手が女子フィギュアスケートで念願の金メダルを取りました。

 荒川選手の出身地は、鎌倉市ですが、小学生の頃からフィギュア発祥の地の宮城県でスケートを始め、利府町のしらかし台中学、東北高校と進み、長野五輪にも高校生ながら選ばれています。
 その頃は、利府駅でよく荒川選手を見かけたものでした。

 今回の五輪は、日本選手が一つもメダルを取れないまま終わったしまうのかなと思っていたので、見事に荒川選手がやってくれました。
 フリーの演技は、日本時間で朝6時30分くらいだったので、全てテレビで見ることができたのですが、荒川選手は、小柄な選手が多い女子フィギュア選手の中では大柄なせいでしょうか、一つ一つの演技がとてもダイナミックで見栄えがする気がしました。
 演技と音楽(プッチーニ作曲『トューランドット』)もピッタリと合っていて、見ているうちにメダルは確実だと思いましたし、今までの中で息をのむ最高の演技でしたので、もしかして“金”とは思いましたが・・・。

 しかし、荒川選手は16歳で長野五輪に出場した後は、前回の五輪に出られなかったりして、色々と苦労も多かったことが、今回の五輪の糧となったのではないでしょうか。彼女のいろいろな発言を聞いていても、人間的な成長がうかがえました。
 荒川選手が行うことで、イナバウアーは有名になり、何回転ジャンプというものより注目されたことは、この演技が得点にならなくても、観衆へのアピールという点で彼女の演技を高めているのは間違いありません。(ちなみにジャンプやスピンは高レベルを獲得するため、カウントを取りながら演技をするそうですが、イナバウアーの時だけはそれをしなくて良いので、直接観衆の反応を確認でき、好きなスケートを滑っていると実感するそうです)

 また、五輪初参加の安藤美姫選手には、今回の五輪の経験を次の五輪に活かせるように、期待の浅田真央ちゃんと共に頑張ってほしいものです。

 当日の河北新報夕刊の一面


 当日宮城県庁の玄関に張り出されたポスター


 荒川選手が通ったしらかし台中学