信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ワレモコウ

2019年09月07日 | 日記
バラ科:Rosaceae ワレモコウ属:Sanguisorba 学名:Sanguisoruba officinalis
和名:ワレモコウ 吾亦紅 英名:Great burnet 原産地:日本・中国・朝鮮半島のアジア地域

里山のような山野に、夏から秋にかけて紅い小さな花を咲かせます。
我が家の庭が気に入ったのか、あちこちに増えて大きくなり過ぎ、抜かれたりして!
密集するとバラ科の植物なのでうどんこ病にかかります。
分枝した茎の先に花穂をつけ、上から下の方へ順番に咲いていく、花びらはありません。
               
吾亦紅の名前の由来は
 「昔、赤い花を集めるように言われた人がいました。 赤い花として代表的な花を集めてきたのですが、赤い花として認識しないで、ワレモコウは敢えて持ってきませんでした。 すると、ワレモコウが突然『吾も亦(また)紅なり』と言い、自分も赤い花の代表であると自己主張した。」
ことによるという説があります。

 「吾亦紅 さし出て花の つもりかな」 小林一茶
 「吾も亦(また) 紅(くれない)なりと ひそやかに」 高浜虚子
 「・・さらさら揺れる吾亦紅・・盆の休みに帰れなかった・・」 すぎもとまさと「吾亦紅」
花らしくない花なのに、昔から親しまれてきた吾亦紅でした。
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