信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ウメ

2023年02月26日 | 日記
バラ科:Rosaceae サクラ属:Prunus 学名:Purunus mume
和名:ウメ 梅 英名:Japanese apricot 原産地:中国

梅 一輪 一輪ほどの暖かさ
木の花がほとんど咲いていない冬に「やっと梅が咲きだした」という思い。
馥郁とした香りーとても上品な良い香りーが漂ってきそうです。
        
現代の日本でも最も親しまれる果樹の一つ、梅干しや梅酒として広く実用されてきました。
古くから日本(九州北部)に自生していたという説もあるようですが、奈良時代、中国文化と共に遣唐使が薬木として、中国から日本に持ち帰ったものといわれています。お花見の対象としてサクラより長い歴史を持ち、万葉集には100首を超える歌が詠まれている。
 白いしだれ梅の蕾はまだまだ固い。あんまり寒い時期に咲くと、蜜蜂などの昆虫が活動していないため受粉できないのでは?

「サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカ」。「徒長枝」と呼ばれる、長く突き出した枝は花つきが悪く、樹形を乱すため、根元から切り除く。枝を大事にし過ぎて剪定をしないと花や実がならなくなる。それだけではなく、枝が蜜になりすぎると風通しが悪くなり、アブラムシがいっぱいくっついて厄介です。

庭の草花も春を告げています。 

今日、近くの公園でルリビタキらしい鳥を見ました。ルリビタキの若い雄? 初めて目にした青い鳥です。

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プリムラマラコイデス

2023年02月10日 | 日記
サクラソウ科:Primulaceae サクラソウ属:Primula 学名:Primula malacoides 
和名:化粧桜 プリムラマラコイデス 英名:Fairy primrose 原産地:中国雲南省

立春が過ぎたというのにいつまでも寒い。
気温の低い日が続くため、白いサクラソウの花が咲き始めてからほとんど姿を変えることがない。ピンク色の花はずっと蕾のまま。
        
和名の「化粧桜」は株全体に白い粉を被ったように見えることから付けられたそうです。いつも会話では「プリムラマラコイデス」のことを「サクラソウ」と呼んでいます。英語のprimroseはprimerole(最初に咲く花)から転訛したもので、和名も春先に咲く花という意味、バラやサクラとは全く関係がないらしい。
こぼれ種で繁殖、好きな半日陰のところにたくさん生えてきました。但し、数年前からサクラソウアレルギーになって悩まされています。素手で世話をしていると、花や葉の表面にある小さいとげとげ(腺毛)の中にプリミンという起炎物質が含まれ、触ると赤く腫れて水疱ができ痒くなり、タイヘン!
清楚な姿に魅了され、そのまま放置しています。
2月12日の誕生花。花の季節まであとしばらく待たねばならないようです。

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