信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

椿 残月

2012年03月28日 | 日記
ツバキ科:Theaceae ツバキ属:Camellia  園芸品種名:残月 のこりづき
三元交雑種:「霜月」(サザンカ「鳴海潟」×グランサムツバキの種間雑種)×「金花茶」
 
名前の「残月(のこりづき)」は、明け方まで残っている月のこと。花の中心部が少し淡黄色を帯びています。「金花茶」という黄色い椿との交配で作られているからでしょう。
               
昨年は、前年の夏に水やりを怠ったために咲きませんでした。まだ50cm程の背丈しかありませんが、今年は10個の花を楽しめそうです。

良い天気かと思っていたのに春の嵐、強風そして春雷のとどろきと共にヒョウ(雹)まで降ってくるとは。
夕べ、西の空に繰り広げられた天体ショー、三日月・金星・木星が一直線に並んで輝く姿は壮観でした。遠方にいる知人と同時にこの天体ショーを楽みました!

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ヤブツバキ

2012年03月24日 | 日記
ツバキ科:Theaceae ツバキ属:Camellia 学名:Camellia japonica 
和名:ヤブツバキ 薮椿 英名:Camellia 原産地:日本

       椿の花の形として、筒状の一重のたたずまいが好きです。

椿に匂いが無いのはどうしてでしょうか? 冬から早春にかけて咲く椿、この季節は花を訪れる昆虫が少なく、花粉の媒介をヒヨドリやメジロなどの小鳥に頼っていたのです。
赤い花弁の中に花粉をいっぱい付けた雄蕊、蜜を求めてやってきた小鳥たちが花の中に頭を突っ込んで花粉を運んでいきます。ヒヨドリがピーッ・ピーッと、メジロがチーチョロ・チーチョロと鳴いて仲間に「ご馳走があるよ」知らせています。やっと納得しました。
         
           紺侘助    小蝶侘助  

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雪割草

2012年03月19日 | 日記
キンポウゲ科:Ranunculaceae ミスミソウ属:Hepatica 学名:Hepatica nobilis var. japonica
和名:ミスミソウ(三角草)別名:ユキワリソウ(雪割草) 英名:Kidney wort,Liver wort
原産地:日本 本州中部以西

朝、花は閉じたまま。昼前になってやっと開いてくる。
太陽のエネルギーが必要なのだ。
              
雪の残っているころに雪を割るようにして咲き出すので「雪割草」という呼ばれているが、和名としては葉が3裂しているところから「三角草」になっている。また英名も葉の形から「Liver wort」といわれている。
他に「ユキワリソウ」と呼ばれる花があり、「ミスミソウ」と呼んだほうが的確らしいが、ピンとこない。

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ニオイスミレ

2012年03月13日 | 日記
スミレ科:Violaceae スミレ属:Viola 学名:Viola odorata
和名:ニオイスミレ 英名:Sweet violet 原産地:欧州、北アフリカ、西アジア

昨年、赤紫色のニオイスミレのランナーを1枝もらって植えました。
夏から冬を乗り越え、立派な株に育って、春、葉の間から次々と花をもたげてきました。
          
スミレの仲間では最も早く咲き始めるのがニオイスミレです。

従来からの紫色のニオイスミレも、気に入った所で強い香りを漂わせながら咲いています。
               
擁壁の隙間に種が運ばれて着地、健気に咲いているものも!
花だけでなく葉にも香りがあり、香水の原料となります。

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蕗の薹

2012年03月04日 | 日記
【蕗】キク科:Asteraceae フキ属:Petasites 学名:Petasites japonicus
和名:フキ 蕗 英名:Fuki, Giant Butterbur 日本原産
【蕗の薹】早春、フキの根茎から出る若い花茎。香りと苦みを 賞味する

フキノトウは「蕗の塔」と思っていましたが、「蕗の薹」という難しい字でした。
なぜ「蕗の花」と言わないのでしょうか?
「薹」の意味は、「野菜の花がつく茎が伸び出たもの、花の台座」のことで、
「薹が立つ」とは、「花茎が伸びて堅くなり、食べ頃を過ぎてしまうことから盛りを過ぎるの意。 何かをする のにちょうどよい年齢を過ぎてしまうこと」ですって!
蕗の薹の花茎が伸びてきたら、「蕗の薹の薹が立つ」とおかしいことになってしまいます。

蕗の薹が顔を出すと        
「早春の使者」がやってきたと嬉しくなります!(^^)!。

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