信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

シャガ

2012年04月27日 | 日記
アヤメ科:Iridaceae アヤメ属:iris 学名:Iris japonica
和名:シャガ 箸莪 別名:胡蝶花 原産地:中国

蕗の葉の間から花茎を伸ばし咲いてきました。人里近くの日陰に群生し、古い時代に中国から持ち込まれたものが野生化したと考えられています。開花した翌日にはしぼんでしまう一日花。

               

紫とオレンジ色の模様があるのが外花被(萼)、その内側が内花被(花弁)、先端が細く切れているのが雌蕊。花を横から見ると縄文土器の炎のように見える。一日だけ燃え上がって終わり!
雄蕊は雌蕊の裏にくっ付いていて見えない。頑張って咲いているのに3倍体なので結実しない。

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ヒゴスミレ

2012年04月18日 | 日記
スミレ科:Violaceae スミレ属:Viola 学名:Viola chaerophylloides
和名:ヒゴスミレ 肥後菫 原産地:西日本

菫の花咲くころ♪
白く可憐な花         
良い香りがします。種が飛んでずいぶん増えました。
ヒゴスミレの特徴は、葉が5裂に分かれ細くなっていること。

          
  スミレ            タチツボスミレ       ガバナーヘリック(匂い菫)
なども咲いてきました。

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福寿草

2012年04月15日 | 日記
キンポウゲ科:Ranunclaceae フクジュソウ属:Adonis 学名:Adonis ramosa Franch
和名:フクジュソウ 福寿草 英名:Far East Amur adonis

お正月に寄せ植えとして使われます。花の少ない時期に縁起の良い名前が好まれるのでしょう。
「山寺風雅の国」の庭園に咲いていました。
           
「この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している」そうです。
そういえば、太陽の熱を集めて料理をする「ソーラークッカー」の形によく似ています!

東北の春はこれから                
十和田湖も24年ぶりに氷りつき遊覧船が閉じ込められ、雪景色のなかで田沢湖が碧く鎮まりかえっていました。

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オオイワウチワ

2012年04月15日 | 日記
イワウメ科:Diapensiaceae イワウチワ属:Shortia 学名:Sortia uniflora var.uniflora
和名:オオイワウチワ 大岩団扇 英名:NIppon Bells  原産地:日本の固有種

雪解け後の広葉樹林体で見られる。      

東北の旅(4/8~4/11)で訪れた山形市「山寺風雅の国」の店頭に一鉢だけ売られていた。
この庭園から「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」と芭蕉が詠んだ「山寺立石寺」が臨める。

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ヒマラヤ雪ノ下

2012年04月07日 | 日記
ユキノシタ科:Saxifragaceae ベルゲニア属:Bergenia 学名:Bergenia stracheyi
和名:ヒマラヤユキノシタ 別名:オオイワウチワ 英名:Berginia ciliata 原産地:ヒマラヤ

大きな椿の根元で、団扇のような葉は一年中緑みどりしています。
早春、そんな葉の間から花茎が伸び、房状にピンク色の花(径2cm位)を付けます。

               

名前のとおり、ヒマラヤ山脈の雪の下が故郷。根茎で増えていく。
ヒマラヤで可愛いい花を咲かせて、どんな昆虫を誘うのだろうか?

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