信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

原種シクラメン

2015年03月23日 | 日記
サクラソウ科:Primulaceae シクラメン属:Cyclamen 学名:Cyclamen coum
和名:原種シクラメン、シクラメン コウム 英名:なし 
原産地:中近東(ブルガリア、トルコ、コーカサス、イスラエル北部、イラン北西部など)
 
12月22日にブログを書いた時、2㎜程の蕾が地面に横たわっていて、こんなに小さくて本当に咲くのかと心配しました。草丈12cm、花径1.5cmと本当に小さい。
          
原種のシクラメンには開花時期によって3種類あるようですが、このシクラメンコウムは冬から早春咲き(1~3月)に分類されます。他の原種シクラメンに比べて丸みを帯びた葉に特徴があります。一般的なシクラメンと違い、球根が見えないくらい土をかぶせなければなりません。直射日光に弱く、暖かくて日差しの強かった日にしおれてしまい、あわてて日陰に移動して水をあげました。

「2~3月のイスラエル各地ではワイルドフラワーが咲き乱れます。日本では品種改良されてクリスマスの鉢植えとして定番のシクラメンの原種も、岩場からそっと小さい可憐な花弁を見せています。」――旅行会社のパンフレットより――  先週、「中東・アラブ革命その後について」という講演を聴きましたが、歴史・宗教・民族問題等が深く絡んでいて難しかったです。チューリップやアネモネなど春の庭を彩る花々の原産地、グルジア・クリミア・イラン・トルコ・シリア・レバノン・イスラエル.....野の花たちは戦闘に荒らされず、たくましく咲いているでしょうか?

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