信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

キョウガノコ

2020年06月28日 | 日記
バラ科:Rosaceae シモツケソウ属:Filipendula 学名:Filipendula purpurea
和名:キョウガノコ 京鹿子 英名:Japanese meadowsweet 原産地:日本

細かなピンクの花が集まって咲き、葉はモミジのように切れ込みが入り、先端は鋭く尖っています。
               
名前の由来は、京染めの鹿の子絞り(かのこしぼり)からきているようです 「京鹿子(きょうかのこ)」は絞り染めの一種で、鹿の斑点のような模様をぎっしり並べたピンク色の絞りのこと。
花の名前は「キョウガノコ」と濁ります。
古くから庭園などで栽培され、茶花にも利用されてきたようですが自生種ではなく、下野草(シモツケソウ)と越路下野草(コシジシモツケソウ)の交雑種といわれています。
シモツケソウに似ていますが草姿と葉が違い、シモツケソウは木。キョウガノコは草のように冬には枯れて、地上部の姿はありません。
花の好きなお向かいの方から頂きましたが、今は空き家!主のいない庭でも寂しそうに咲いています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする