信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

夏椿

2012年07月23日 | 日記
ツバキ科:Theaceae ナツツバキ属:Stewartia 学名:Stewartia pseudocamellia
和名:ナツツバキ 夏椿 英名:Japanese stuatia 原産地:日本、朝鮮半島南部

暑い日差しのもとで咲く涼しげな白い花。(直径5cm位)
冬に咲く椿と違って、朝に開花し夕方には落花する一日だけの儚い命。
   昼   夕(花芯に蜜蜂が)

別名を沙羅樹(シャラノキ)といい、仏教では菩提樹とともに聖木になっている。
先月訪れたプラハでは、菩提樹の花の甘い香りが漂っていた。

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パイプオルガン

2012年07月15日 | 日記
海外旅行して改めて意識すること、国境・民族そして宗教です。
今回の旅行でも幾つかの教会を見学しました。
プラハの聖ヴィート教会は絵画・彫刻・ステンドグラスで飾られ、荘厳な雰囲気に包まれていました。
               
アルフォンス・ミュシャが手掛けたというステンドグラス、ミュシャの展覧会を長野の美術館で見たことがあるのですが、チェコの画家だったとは!
見上げると立派なパイプオルガンが備え付けられています。。

ウィーンでは、ペーター教会でオルガン演奏(無料)が聞けるというので行ってきました。
ブダペストでも、夜 オルガン演奏会があったのですが、翌朝3時出発だったので諦めました。
ウィーンの街角で出合った手回しオルガンも、音楽を奏でる原理はパイプオルガンと同じだそうです。

私はもっぱら「困った時の神だのみ」ですが、パイプオルガンの演奏を聞いていると、天の高みに登れるような気持ちになります。

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国境

2012年07月09日 | 日記
チェコからオーストリア、そしてハンガリーへ入国。ヨーロッパのシェンゲン協定により国境検問を受けることなくフリーパスである。
ハンガリーに入国して最初にエステルゴムという町を訪れた。
ドナウ川はドイツの「黒い森」から、エステルゴムで東西の流れを南北に変え、黒海に注いでいる。
   ドナウ川を国境にして向こう岸はスロバキアという異国。ハンガリーは七つの国に囲まれている。
普段、日本に住んでいると民族・国境を意識することがないので、ドナウ川を眺めて「これが国境!?」と不思議な気持ちになった。歴史の中で国境は変化し、民族が入れ替わり、支配者や体制が変わる中で育まれてきた文化、ハンガリーは人口比でノーベル賞受賞者数が世界1位である。
ブダペストの自由行動としてマイプランを希望すると参加者は私だけで、ハンガリー人のガイドさんが専属で中央市場、オペラ座を案内してくれることになった。 
皇妃エリザベートが座ったという貴賓席に座り、リスト・モーツァルト・マーラーなどの音楽家の名を並べながら話を伺うことができた。本音の部分を少し聞けたように思う。

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大道芸人

2012年07月06日 | 日記
プラハ・ウィーン・ブダペストの大道芸人。
市街を歩いていると様々な「芸術家」に出会いました。
チェコといえば「プラハの春」、作曲家スメタナの命日の5月12日に「プラハの春音楽祭」が開かれます。スメタナは「わが祖国」など民族色豊かな作品をつくり、民族意識を高めました。
プラハ城の門のところで民族音楽を演奏する四重奏団 
ドナウ河に掛かるカレル橋では、ギターを弾く人形をあやつっていました。

ウィーンのケルントナー大通り、ベンチに腰かけてタウンウォッチング。
国際色豊かな人たちが通り過ぎて行きます。そんな通りで情感あふれる歌声が聞こえてきます。
「手回しオルガン」を奏でる人もいます。
手回しオルガンは「ライアーorライエル」と呼ばれていて、シューベルト作曲「冬の旅」にでてくる「ライアーマン」を連想しました。わずかのチップを渡して写真を撮らせてもらいました。
大道芸で生きて行く.....?

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