信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

芽が出てしまって

2011年01月28日 | 日記
野菜を作り、食卓に乗せる。自産自消も大変です。
玉ねぎとじゃが芋が元気な芽を出しています。
せっかく汗水流して作ったのに!     
ヒゲ根がいっぱいある牛蒡、それと里芋、菊芋を花壇に埋めて保存しています。
居間のダンボール箱の中では、さつま芋がモミガラにうずくまって眠っています。
庭の片隅では、こぼれ種から育ったルッコラが青々と茂っています。
金柑と柚子は樹にぶらさがったまま。
ベランダの干し柿は白い粉をふいて食べごろを迎えています。
「さて、どうしよう?」
(昨年は余裕があったのか?  芽の出たじゃが芋と干し柿をスケッチしていました)

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1月27日 モーツァルト

2011年01月27日 | 日記
今日1月27日は
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791)の誕生日
  ほとんど毎日モーツァルトのCDを聞いています。  
特に好きな曲は、アヴェ・ヴェルム・コルプス、クラリネット協奏曲、レクイエム涙の日 ですが、理屈抜きにモーツァルトの音楽は心に寄り添うように響くのです。
天から降りてきて、また天に届くような調べ。
アインシュタインは「死とは何か」という問いに、私にとって「死とは…,モーツァルトを聴けなくなることです」と答えたそうです。
天才の恩恵に与り、今日もモーツァルトのCDを聞いて心の糧にするとしましょう。 
                                                     (写真:山茶花)

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日本水仙

2011年01月21日 | 日記
ヒガンバナ科:Amaryllidaceae スイセン属:Narcissus 
学名: Narcissus tazetta var.chinensis 英名: Narcissus

名前は日本水仙となっていますが、原産地は地中海沿岸。平安末期に中国を経由して日本に漂着し、野生化していったのでだろうと云われています。
水仙:水辺に咲く姿を仙人にたとえた中国の古典による命名。  
Narcissus:美少年のナルキッソスが泉に映る自分の姿に恋をしてしまったというギリシャ神話による命名。
昨日は大寒、こんな寒い時に凛とした態度で花を咲かせる日本水仙、近寄るといい香りがしてきます。
実家に、小学生の時に習った図画の先生が描いた水仙の日本画がありました。姉が先生からもらったということでしたが、水仙の花を見るとその絵を思い出します。今はなくなってしまったかもしれません。

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もうそれは風なのです

2011年01月17日 | 日記
「宮沢賢治-未来圏の旅人」(NHKテキスト)を読みました。
「風の又三郎」は『どっどど どどうど どどうど どどう』という風の音から始まっていまっています。山折哲雄さんは「宮沢賢治の作品には風のイメージがいたるところに登場します」と述べています。
そういえば・・・、なるほどと思い当たることが・・・。
また、ロジャー・パルバースさんは「自然を大事にしないと、滅びるのはぼくら人間なのだということを、美しく、深く教えてくれるのが賢治の作品です。」 「宮沢賢治は1933年に新しい星となり、今ようやく彼の思想を理解しつつある。77光年の距離にある賢治という星の光が、いまやっとぼくらに届いた。」と考えているそうです。
19日には、チェリストの藤原真理さんの話が聞けるので楽しみです。

さわやかな風、一陣の風、摩訶不思議な風、    
そして今日は冷たい北風が頬をなでていきます。
宮沢賢治のふくろうの絵を、千の風になってしまったDさんが版画に彫りました。
ヒュー ヒュー ヒユウ                風信子(ヒヤシンス)

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においすみれ

2011年01月16日 | 日記
スミレ科 Violaceae スミレ属 Viola 学名 Viola odorata  
和名 ニオイスミレ 英名 Sweet violet 
原産地 欧州、北アフリカ、西アジア
バラ、ラヴェンダーとならぶ香水の原料

寒い! レースラベンダー、アメジストセージは花を付けたまましおれてしまった。
良い香りを放っていた蝋梅の花はとうとうヒヨドリの餌になり、枝だけになってしまった。
餌が少なくなってきたのだろう。  
そんな寒さにも負けず、軒下にニオイスミレがぽつぽつ咲いている。春の使者?
花の中心の装いは虫を誘惑するために神様から与えられた美しいデザイン。
残念ながら、今、虫たちは休眠中。

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