信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

庭梅

2020年03月22日 | 日記
バラ科:Rosaceae スモモ属:Prunus 学名:Prunus japonica
和名:ニワウメ 庭梅 英名:Japanese bush cherry 原産地:中国

別名:コウメ(小梅)、リンショウバイ(林生梅)、ハネズ(唐棣花)
「夏まけて 咲きたる唐棣花(はねず)久方の 雨うち降らば 移ろひなむか」万葉集・大伴家持
樹高が30cmしかないのに、枝が隠れるほどたくさんの花が咲きました。
                
低木で大きくなっても1.5m位にしかならないそうです。
花びらは5枚で、花の中央にたくさんの雄しべがあり、真ん中に緑色の子房が見え、そこから雌しべの花柱が伸びています。スモモの花が白、ニワウメが淡桃色、色が違うだけでそっくりです。

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スモモ 大石早生

2020年03月22日 | 日記
バラ科:Rosaceae スモモ属:Prunus 学名:Prunus salicina
和名:スモモ 酢桃、季 属名:ハタンキョウ 英名:Japanese plum 原産地:中国

スモモの果実はモモに比べて酸味が強いことが、和名の由来となっています。漢字では「李」。
スモモは自分の花粉では結実しにくい自家不和合性なので、ほとんどの品種で受粉樹が必要。ということで2本植えたのですが、1本は切ってしまいました。実がなるのを諦めていたところ、昨年100個ほどなりました。どこかの花の花粉が飛んできたのではないか?ということです。
今年もかわいらしい花がいっぱい咲きました。      

 「瓜田に履(くつ)を納(い)れず。李下に冠を正さず」
瓜を盗むのかと疑われるので、瓜畑では靴が脱げても履き直すべきではない、スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、スモモの実を盗むのかと疑われるから、そこでは冠を直すべきではない。疑いをかけられるような行いは避けよというたとえ。―中国古典の言葉―
私が「李下に冠を正さず」という言葉を知ったのは安倍首相の国会答弁です。その時は意味不明
だから覚えているのです!
2017/7 安倍首相国会答弁「『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人(加計孝太郎)が関わることだから疑念の目が向けられるのはもっともなことだ。・・・」
2018/4 公明党山口代表記者会見「安倍首相自身が、森友問題などについて『李下に冠を正さず』と言う言葉を使われたことがある。心中察するものがあるが、この言葉の意味をよくよくかみしめていただいて・・・」
     「李下に冠を正さず、バレぬように李は盗むべし」
         ―「悪事をするならバレないように!」安倍晋三の倫理観―

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ヒマラヤユキノシタ

2020年03月09日 | 日記
ユキノシタ科:Saxifragaceae ヒマラヤユキノシタ属:Bergenia 学名:Bergenia stracheyi
和名:ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪ノ下) 別名:大岩ウチワ 英名:Himalayan creeping saxifrag  原産地:ヒマラヤ山脈周辺

アフガニスタンから中国にかけて高山の森林や高原、岩場などに自生。「ヒマラヤ」という名前が付いていて、遥か彼方からやってきたのだなあと思ってしまう。ヒマラヤ(हिमालय、himālaya)は、サンスクリット語で、hima(ヒマ「雪」)+ ālaya(ア-ラヤ「すみか」)から「雪の住みか」という意味。
厚みのある楕円形の大きな葉を地面に張りつくように広げ、春になると葉の間から茎を伸ばし、やさしいピンクの花(花径2~3cm)を咲かせる。
                    
朝、雨戸を開けるとめじろが2羽、ピンクの花の周りを飛び交っている。しばらく蜜を吸って飛び去ってしまったけれど、ヒマラヤユキノシタに小鳥に与える蜜があるなんて嬉しい発見!
もうすぐ春分の日、日差しがずいぶん明るくなってきた。

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