信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

セイタカダイオウ

2019年08月04日 | 日記
タデ科:Polygonaceae ダイオウ属:Rheum 学名:Rheum nobile
和名:セイタカダイオウ 背高大黄 英名:noble rhubarb 原産地:ヒマラヤの高山帯

標高3700mのテゴ・ラ峠でテント泊、配られた湯たんぽを抱いて寝袋の中で眠りました。
雨季のためやっぱり朝から小雨、セイタカダイオウを求めて登山開始。
雨でぬかるんだどろどろ道、樹林帯を抜け、石や岩の多い放牧地帯を通って急斜面を登りました。
旅行案内に「ハイキング」と書いてありましたが、厳しい雨の中の「登山!」でした。
地元ブータンのガイドの「セイタカダイオウが見えます」という声、やっと終着地点に辿り着けました。
標高4100mの岩場で「セイタカダイオウ」は学名の通り気高く佇んでいました。
     
さらに奥の岩場では十数本が尾根の上の方へ向かって群生しており、中ほどに綿毛トウヒレンの姿もみえました。      しかし体力はここまで、雨に霞む頂を後にしました。
淡い黄色の半透明の苞葉が花を覆い、温室のような構造となっていることから、温室植物と呼ばれています。植物は子孫を残すため、計り知れない努力をめぐらしたすものですね!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤い芥子 | トップ | GDP(お金)とGNH(幸福) »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事