信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

キュウリグサ

2023年01月05日 | 日記
ムラサキ科:Boraginaceae キュウリグサ属:Trigonotis 学名:Trigonotis peduncularis 和名:キュウリグサ 胡瓜草 英名:Cucumber herb 原産地:アジア各地

だんだん寒くなって、樹々は葉を落とし冬越しの態勢になっています。
そんななかでも日当たりの良い道端で、本来春に咲くはずの花に出合います。
キュウリグサもその一つ、淡青色の小さい花を茎の先端に咲かせていました。直径2mm程のワスレナグサにそっくりの花、ワスレナグサの花びら一枚位の大きさ、咲いていても見逃してしまいそうです。
          
名前の由来は、葉をもむとキュウリのような香りがすることから付けられました。
すぐそばの草むらに青い花のイヌノフグリを見つけ、写真を撮ろうとしましたが、日が傾いてきていたので花は閉じられていました。他に紫色のホトケノザ、淡緑色のスズメノカタビラもひっそりと逞しく咲いていました。雑草と呼ばれる植物も個性豊かな名前を付けてもらって・・・!
庭の隅、蕗の葉の根元に小さいフキノトウが顔をのぞかせています。「冬来たりなば春遠からじ」です。

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