信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

夏水仙

2018年08月27日 | 日記
ヒガンバナ科:Amaryllidaceae ヒガンバナ属:Lycoris 学名:Lycoris squamigera
和名:ナツズイセン 夏水仙 別名:ハダカユリ(裸百合) 英名:resurrection lily, magic lily
原産地:中国

台風20号の強風にも耐え、スモモの樹の下で淡いピンク色の花を咲かせていました。
          
「ナツズイセン」の名前は、葉がスイセンに似ており、夏に花を咲かせることに由来。
また、早春から伸びた葉が夏には枯れて無くなり、花だけになることから裸百合とも呼ばれています。
英名の"magic lily"は、なにもない地面から花茎が「いきなり」出てきて、花を咲かせる様子からつけられたのでしょうか。
名前は水仙ですが、彼岸花の仲間。
あと1ヶ月もすれば彼岸花の花茎もいきなり伸びてきて咲き始めると思います。まだ地面から球根の頭だけが覗いている状態。
この猛暑も終わりにしてほしい

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ソバナ

2018年08月11日 | 日記
キキョウ科:Campanulaceae ツリガネニンジン属:Adenophora 学名:Adenophora remotiflora
和名:ソバナ 岨菜 原産地:本州、四国、九州。 海外では、朝鮮半島、中国に分布

8月5日、恒例の夏山登山。今年は南信州の尾高山(2,212m)に行ってきました。
しらびその林が日光を遮り、登山路の周囲は美しいシダとコケに覆われていました。
      しらびそ:モミの木に似ていおり、木の幹は白樺のように見える。
前夜の雨が嘘のように晴れ、吹きわたる風がさわやかで夏の暑さを忘れるほどでした。

樹林帯で花が少なく、バイケイソウやゴゼンタチバナは花の時季が終わり、
やっと登山口の崖の上に淡い紫色のソバナの花を発見!  
ツリガネニンジンとよく似ていますが、花が輪生するツリガネニンジンとは異なり一つづつ花が付く。
名前は、切り立った崖「岨」に咲くからという説と、葉の形が蕎麦の葉に似ているから、という説があります。
我が家の庭のツリガネニンジンは、暑さに負けそうです

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