信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ムラサキシジミ蝶

2016年11月25日 | 日記
シジミチョウの仲間、初めて見るムラサキシジミ。
2日前の夕方、落ち葉を拾っていると、スズランの葉の上にきれいな青い翅の蝶を見つけました。
翅を反り返るように広げています。   
そこは日陰だったので、プラスチック容器に入れて陽が当たるところへ移動。
翌朝、相変わらず翅を広げまま。   
容器の中で翅を傷めてしまったようです。ごめんなさい!
今日、日当たりが良くて落ち葉がたくさんある庭に放してやりました。
ムラサキシジミは「シイやカシの木の周辺で見られ、人家の周囲で見られることもある。成虫で越冬する」そうです。無事に冬を越してくれると良いのですが・・・。

いつも野原で見かけるベニシジミ蝶      かわいらしいです。   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サフラン

2016年11月14日 | 日記
アヤメ科:Iridaceae クロッカス属:Crocus 学名:Crocus sativus
和名:サフラン 別名:蕃紅花 バンコウカ 英名:saffron crocus 原産地:小アジア~地中海沿岸

2004年浜名湖花博で買ってきたサフラン、もう咲かないのかと思っていたら一輪だけ咲いていた。
昨日の午後まで気が付かず、今朝、雨に打たれている花を採ってきて机の上に置いていた。
しばらくして雌しべを採ろうと目をやると、萎んでいてはずが健気に咲いている。
今もサフランの良い香りを放っている。     
花の真ん中に糸くずのような赤い雌しべ、1本の雌しべの先端が3つに大きく裂けている。
これを乾燥させたものが高価な「サフラン」。1gのサフランを採るのに160個の花が必要。
昔から薬用・染料として珍重され、パエリヤやブイヤベースなど黄色い料理に使われてきた。

「秋に松葉の様な細長い葉を出し、同時に紫色の花を咲かせます。花が咲いた後も葉は長く伸び、翌春には枯れて休眠します。芽が出た数だけ新しい球根ができ、すべての芽を育てても球根が十分に太らず、翌年花を咲かせないこともあります。球根を太らせるために花後、芽をかき取ってできる球根の数をしぼってもよいでしょう。」
ここ数年、花が咲かなかったのは小さい球根ばかりになっていたのだ!   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶の花

2016年11月07日 | 日記
ツバキ科:Theaceae ツバキ属:Camellia 学名:CAmellia sinensis
和名:チャノキ 茶の木 英名:Tea plant 原産地:インド、ベトナム、中国南西部

今日は立冬、お茶の花は初冬(立冬11月7日頃)から大雪の前日(12月6日頃)の季語とされている。
秋が深まり、赤味がかった陽の光を受けてお茶の花が咲いている。
          
真っ白な花びらの中心に、たくさんの黄色い雄しべと1本の雌しべ。
しかしこの可憐な花も、茶畑では良い葉をつけることに栄養を使ってもらいたいので、花芽はすぐに摘み取られてしまう。
甘い香りに誘われて蜜蜂がやってくる。白い椿の花に似ているけれど、椿はほとんど匂わない。

チャノキには、低木性で葉が小型の「シネンシス」と、高木性で葉が大型の「アッサム」という二つの変種があり、中国や日本の茶畑で栽培されているのは「シネンシス」。中国種(シネンシス)は緑茶に、アッサム種は紅茶に適している。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする