花の蜜を求めて ③

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チェリーセージとオオスカシバ
チェリーセージ
シソ科:Lamiaceae　サルビア属:Salvia　学名: Salvia greggii//microphylla
英名:Cherry sage　Autumn sage　原産地:メキシコ
花期が長く、４月から霜が降りる１１月頃まで咲き続けます。放任主義で育ち野性的な趣があり、花と香りを楽しんでいます。
昨日、１日がかりで庭の手入れをしました（疲れた！）。チェリーセージも伸び放題なので刈り込もうと思ったのですが、虫たちが蜜を求めて次々やって来るので切れませんでした。

オオスカシバがホバリングしながら蜜を吸っています。羽の鱗粉は羽化した直後に脱落し、透明になった翅を目にもとまらないくらいの速さで羽ばたかせます。
蛾の多くは夜に活動するのですが、オオスカシバは昼に活動します。
蛾は苦手なんですけれど......。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2009.6.19チェリーセージとクマ蜂　 2010.8.14チェリーセージとアゲハ蝶)

カラミンタ の妖精

５mm位の小さいカラミンタの花、カメラをズームアップして覗いてみる。
ミミズクのような、クリオネのような妖精が現れた。シャッターチャンス！！

カラミンタ

シソ科:Lamiaceae　カラミンタ属:Calamintha
学名:Calamintha nepeta subsup.glandulosa英名:common calamint
和名:カラミンタ　原産地:ヨーロッパ

ひとつの茎に多くの小さい花を次から次へと咲かせてくれます。葉に触れるとミントのような清涼感のある匂いがします。そのせいでずっとミントの一種だと思っていました。
かわいい花とさわやかな香りに惑わされて過保護にしていると収拾がつかなくなります。わずかな隙間でもこぼれ落ちた種から芽を出し、たくましく生長するのです。既に庭を飛び出し外壁に居場所を構え、咲き誇っている株もあります。　　　　

花の蜜を求めて ②

今度はアップミントにやって来たヤマトシジミ。長ーい舌を出して蜜をすっている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（スペイン映画「蝶の舌」を思い出した）

アップルミント

シソ科:Lamiaceae　ハッカ属:Mentha　学名: Mentha suaveolens　英名:Apple mint　
原産地:地中海～ヨーロッパ

ミントは地下茎でどんどん拡がるので植木鉢に植えている。数種類のミントを植えていたが今はこのアップルミント、見た目がきれいなパイナップルミント、そしてハーブティに使うスペアミントしか残っていない。小さな白い花が暑さに負けず咲いている。