信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

アーモンドの花

2021年03月22日 | 日記
バラ科:Rosaceae サクラ属:Cerasus 学名:Amygdalus dulcis
和名:ヘントウ 扁桃、ハタンキョウ巴旦杏 英名:Almond 原産地:アジア西部

ご近所の垣根越しにアーモンドの花が咲いています。樹高は5mほど、3月10日頃から咲き始め、桜より少し大きめの花を枝いっぱいに咲かせています。
                梅       
薄いピンク色の花びら、桜や桃によく似ています。
アーモンドの花びらは5枚、桜の花びらも同じ5枚です。どちらの花びらも、形が先で少し割れていています。見分け方は、桜は花と枝との間に花柄があります、さくらんぼについているあの細い茎のようなもの。しかし、アーモンドには花柄がありません。桃は花びらの形が細長く先がとがっていて、花と同時に葉も出ています。また、梅は花びらが丸く全体的に平たく咲きます。 
 昨年秋、道路に落ちているアーモンドの実を拾っていたら、家の方がきれいに果肉を取った種子をたくさん下さいました。種子を割って中に入っている「仁」を取り出し、炒っていただきました。この仁が私たちが普段食べているアーモンド。
アーモンドの和名がヘントウ扁桃、扁桃腺はアーモンドの種子のような形状のため、扁桃腺という名前になったそうです!
食品の中でもビタミンEが最も多く、ポリフェノールも多く含まれているとか。

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