信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

白いクリスマスローズ

2014年03月24日 | 日記
キンポウゲ科:Ranunculaceae クリスマスローズ属:Helleborus
和名:クリスマスローズ、ヘレボルス 英名:Hellebores 原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア

北向きの日陰に植えているため、日光が当たるのは朝陽がさすほんの一時
ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)
        
ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)
            
花の色はどのような役割を果たしているのでしょうか。
花粉を運ぶ昆虫や鳥を引きつけるため、強い日光・紫外線から植物を守るためなどが考えられます。
昆虫が識別できる花の色は、黄色から青、紫、さらに紫外線の領域といわれています。
識別できない「赤い」花びらは昆虫を呼び寄せる魅力がありません。でも、鳥たちは甘い蜜に誘われて赤い椿の花をつつきにやってきます。
赤紫のクリスマスローズの株の根元で、こぼれ種から小さい子どもたちが双葉の芽を出しました。どんな花の色の遺伝子を受け継いだのか楽しみです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い桜草

2014年03月20日 | 日記
サクラソウ科:Primulaceae サクラソウ属:Primula
和名:サクラソウ、プリムラ 英名:Primrose 原産地:中国
学名:Primula malacoides
      
学名:Primula praentitens(P.sinensis)
   
冬の並木道は山茶花や薮椿といった赤い花で彩られ、春の訪れとともに紅梅・白梅が犬の散歩道を彩っています。
庭では「春一番に咲く花」という意味の「プリムラ・桜草」が咲いてきました。ピンク色もあったはずなのに白だけしかありません。
日本の自然界にある花では、一番多い色が白(約32%)で、二番目に多いのが黄色(約30%)、ブルー系が約23%、そして赤い花やピンク色の花はわずか1%らしい!
花の色は、赤・青・黄の3原色の組み合わせで作られた色素細胞によって表されるが、白色細胞というのは無くて、細胞内の空気が光に反射して白に見えるのだとか。
花粉を運ぶ昆虫や鳥の目に、花の色はどのように映っているのでしょうか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする