信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

日本水仙

2011年12月31日 | 日記
ヒガンバナ科:Amaryllidaceae スイセン属:Narcissus 学名:Narcissus tazetta var.chinensis
和名:ニホンスイセン 日本水仙 英名:Chinese Narcissus 原産地:地中海沿岸

毎年、「お正月の生け花は何にしますか?」と聞かれてどうしようか考えてしまいます。
松、万年青、椿、千両、そして 水仙 etc.....。      
水辺に咲くきれいな花の姿と芳香がまるで「水の仙人→水仙」、ギリシャ神話の美少年ナルキッソスの伝説から「ナスシサス」という名前が付きました。
庭のあちこちで日本水仙がうつむき加減に咲き、良い香りを放っています。

    世界中に花と笑顔がいっぱい開きますように!!!

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春の息吹 ハコベ

2011年12月26日 | 日記
ナデシコ科:Caryophyllaceae ハコベ属:Stellaria 学名:Stellaria media
和名:ハコベ 繁縷 英名:chick-weeds
「ナバナ」を採りに畑へ行った。          
冬至が過ぎ、雪が舞い降りてきた。
畑で目に入るのは黄色の菜の花だけかと思いきや、足元でハコベとホトケノザが小さい花を付けている。
ハコベの白い花びら、5弁の花びらはハート形に深く裂けているので10弁に見える。
子どもの頃から親しんできた草なのに、カメラに納めて初めて判った。
ホトケノザの花はかなり奇抜なデザイン。
          

 『冬来たりなば 春遠からじ』

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白侘助

2011年12月21日 | 日記
今年も大好きな白の侘助椿が咲いてきました。
たくさん咲きすぎて大丈夫かなと思うぐらい一杯です。
               

11月シチリア島を訪れたあとナポリに寄りました。
18世紀に建てられたブルボン家のカゼルタ王宮を見学、宮殿の背後に広がる庭園には世界中から集められた珍しい植物が植えられていました。
椿の花がヨーロッパで最初に植えられたのがこの庭園だそうです! ここに椿が植えられなかったらヴェルディのオペラ「椿姫」は違った題名になっていたかもしれません。

(11月29日NHKBS『 世界遺産時を刻む・王の野望が築いた庭園』カゼルタ王宮の物語が面白かった) 


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パンジー

2011年12月13日 | 日記
スミレ科:Violaceae スミレ属:Viola 学名:Viola X wittrockiana
和名:パンジー 三色菫 英名:Pansy 原産地:ヨーロッパまたはアジア西部
冬から春にかけて花壇の主役になっているパンジー。   
1年草なので毎年購入しなければなりません。あまりたくさんの種類が店頭に置かれていてどれにしようか戸惑ってしまいます。
迷って選んだのは原種に近いバイオレット系(昨年スイスアルプスで見たビオラ・カルカラタによく似た配色 2010/7/14 ブログ)、それと優しそうなピンク系です。
           

「現在何千種もあるといわれていますが、もとをたどれば、『ビオラ・トリコロール(三色菫)』
という野生種から改良されたもので、品種改良の歴史は200年近く前から。
パンジーの名はフランス語のパンセに由来、パンジーのつぼみが下を向き、頭を垂れて物思う姿を思わせるから。花の直径が3~5cm以上のものを『パンジー』、それより小さいものを『ビオラ』と区別して呼んだりするが、特に見分け方などはない」ということを知りました。

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パンダスミレ

2011年12月08日 | 日記
スミレ科:Violaceae スミレ属:Viola 学名:Viola hederacea 和名:ツルスミレ 
別名:パンダスミレ 英名:Australian violet 原産地:豪州、マレー半島 

野原では見かけないスミレ、何というスミレだろう?と思っていました。
園芸店をぶらぶらしていて見つけました。「パンダスミレ」!
花弁の白と紫のコントラストがパンダを連想させることからついた愛称らしい。
鉢から垂れ下がった根茎をちぎって地植えにしました。和名の「ツルスミレ」のとおり、根茎をツルのように伸ばしてマット状に広がっていきます。
                     

うまく育って来春にはたくさんの花が楽しめますように。


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