信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

ヒメフウロ

2020年02月09日 | 日記
フウロソウ科:Geraniaceae エロディウム属:Erodium 学名:Erodium variabile
和名:ヒメフウロ 姫風露 英名:Erodium 原産地:地中海沿岸
 
昨年、近くの公民館の秋祭り、山野草のグループが可愛いいピンクの花を付けた苗を売っていた。
出店者は「種から育てました。季節外れで咲いてます。」
名札に「フウロ」と書いてある。登山で見かける「フウロソウ」より小さくまとまった感じ。
庭で育てることができるのならと買って帰った。陽の当たる軒下に置いていたら花を咲かせている。
八重咲の「ヒメフウロ」らしい。    
山野草の「イブキフウロ」「グンナイフウロ」「ハクサンフウロ」などはフウロソウ属Geranium、属が異なる。
ブータンのトレッキングで見たのもフウロソウ属。 

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ハルサザンカ

2020年02月08日 | 日記
ツバキ科 :Theaceae ツバキ属:Camellia 学名:Camellia vernalis
和名:ハルサザンカ 春山茶花 英名:Sasanqua 原産地:日本

サザンカには3つの園芸品種群、サザンカ系・カンツバキ系・ハルサザンカ系があります。
開花時期は、まずサザンカが10月~12月に咲き始め、次いでカンツバキが11月~3月、最後にハルサザンカが12月~4月です。
高さ4mぐらいの樹に、絞り模様の色々な花が、白色基調の花、ほとんどピンク色で山茶花と見紛うような花、など冬の散歩道にひっそりと咲いていました。
                               
ハルサザンカは山茶花と薮椿の交雑種とされ、両者の特徴を併せ持っています。
椿と山茶花の一番大きな違いは花の散り方で、山茶花は花びらが平開して一枚ずつ散り、椿は花びらの根元がくっ付いているので 全体がポトリと落ちる、という説明がよくされています。しかし、このハルサザンカは花びらがくっついたまま地面に散ってしまうのです。
薮椿や山茶花はたくさんあるのに、ハルサザンカは1本しかありません。とても優雅です。

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