信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

フジバカマ

2016年10月23日 | 日記
キク科:Asteraceae フジバカマ属:Eupatorium 学名:Eupatorium fortunei
和名:フジバカマ 藤袴 英名:Thoroughwort 原産地:日本、朝鮮半島、中国 

花の色が藤色で、花弁の形が袴に似ていることから、この名前がつけられました。
小さいピンクの蕾は花が咲くと白っぽくなり、糸のような雄しべが伸びてきます。
               
フジバカマは秋の七草の一つ、6月にキキョウ、7月にナデシコ・オミナエシ、秋になるとクズ・ハギ・ススキ、そしてフィナーレを飾るようにフジバカマが咲いてきます。
蝶が蜜を好み、「渡りをする蝶」のアサギマダラが渡りの途中で蜜を吸いに寄ってくるそうです。「今年もアサギマダラが、京丹後のフジバカマの花畑に舞い降りた。」というニュースを見ました。
8月に根子岳で見たアサギマダラは今頃どこを飛んでいるのでしょうか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュウメイギク

2016年10月01日 | 日記
キンポウゲ科:Ranunculaceae イチリンソウ属:Anemone 学名:Anemone hupehensis var.japonica
和名:シュウメイギク 秋明菊 別名:貴船菊 英名:Japanese thimbleweed,Japanese anemone 
原産地:中国

金木犀の香りが漂いはじめ、「秋だぞー」と告げられたような気がします。
シュウメイギクも咲きはじめました。涼しくなった人里や野山にひっそりと咲く秋の風物詩。古く中国より日本に伝わったものが野生化して定着したといわれています。
             
キクと名前についていますが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間です。
花びらに見えるものは萼片で、アネモネと同じように花びらはありません。野山を散策していると、原種の紅紫色で八重咲きのシュウメイギクに出合います。
地中の根は太く長く伸び、いたるところから不定芽を出してふえます。我が家の土壌に適しているのかあちこちから顔をだし、無慈悲に摘み取っています

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする