信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

カブト虫と少年

2011年08月25日 | 日記
8月初め、恒例の夏山登山に行ってきた。登山といっても戸隠高原散策と千曲川花火大会の見物。
戸隠高原巡りの最初に訪れた所は「鏡池」 
その名のとおり戸隠山の頂が水面に映ってゆらいでいた。

更に林の中を歩いて行くと、虫捕り網を持った少年に出くわした。ねらっている木にカブト虫がいるらしい。
捕まえたカブト虫は小ぶりだったので、「もっと大きいのを持ってる!」と家まで取りに帰って見せてくれた。
なるほど大きい!       
自然児に出会えて嬉しかった。

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礼文島の段々畑・受難のジョナサン

2011年08月19日 | 日記
礼文島は風が強く樹木が大きくなれない。お花畑は比較的風の弱い斜面に広がっている。
風の強い斜面に段々畑、何を植えているのかと思ったら植林をしているそうだ。積雪と強風から木を守るため、笹と笹の間に木が植えられている。
棚田を想像させる幾何学模様が美しかった。   

礼文島から稚内に向かうフェリー、カモメが船の後を追って飛び交っている。甲板にとまって羽を休めているのもいるのだが、なかの一羽に「ヒゲ」が生えている。
近寄ってよく見ると、「釣り糸」が首と嘴に絡まっていた。    幸いにも、この時点では生きていくのに差し支えないように見えたのだが・・・。

利尻島・礼文島、厳しい環境にたくましく生きるエーデルワイスのような美しさがありました。


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レブンウスユキソウ

2011年08月12日 | 日記
キク科:Asteraceae ウスユキソウ属:Leontopodium 学名:Leontopodium discolor
和名:レブンウスユキソウ、エゾウスユキソウ

礼文島は「花の島」と呼ばれているだけあって、お花畑には高山植物(寒冷地植物)が咲き乱れていました。
標高200mそこそこの林道にレブンウスユキソウの群生地があり、高貴な姿を見ることができました。

              

白いビロードに覆われた「薄雪草」、花は星型の包葉(葉の変化したもの)に囲まれています。属名の「Leontopodium ライオンの足」というのもうなづけます。
この地味な花が「エーデルワイス 高貴な白」と呼ばれて愛されています。厳しい環境のなかで凛として咲いている姿、魅力的です!

夜空を見上げると天の川にたくさんの星がきらめき、白鳥が飛んでいました(7月6日)。

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ハマベンケイソウ

2011年08月05日 | 日記
ムラサキ科:Boraginaceae ハマベンケイソウ属:Mertensia 学名:Mertensia maritima
和名:ハマベンケイソウ 浜弁慶草 分布:北海道などの海岸の砂地・礫地

 利尻島の海岸、岩場の陰に可憐な花が目に留まった。 
蕾は淡紅色、花が開くにつれて青紫・瑠璃色に変化する。
葉の形がベンケイソウに似ていることからハマベンケイソウと名付けられたとか。

 ところで、利尻富士は日本百名山の第1番。登り始めてしばらくすると日本百名泉水にあげられている甘露泉水がある。
利尻富士登山で初めて携帯トイレを使用した。登山道のところどころに電話ボックスのような携帯トイレブースが設置されている。背中に背負った弁当をお腹に入れ、代わりにお腹に溜まった水分を携帯トイレに吸わせて背中に背負う、想ったより簡単だった。
これで山を汚さず、山の管理人さんに労をかけず、おいしい日本百名泉水を頂けるのだと納得しながら甘露泉水を水筒に詰めた。
       礼文島から眺めた利尻富士、雪渓が残っている。

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