信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

紀伊ジョウロウホトトギス

2015年10月04日 | 日記

ユリ科:Liliaceae ホトトギス属:Tricyrtis 学名:Tricyrtis macranthopsis 英名:Toad lily 
和名:キイジョウロウホトトギス 紀伊上臈杜鵑草 別名:油点草 原産地:紀伊半島南部の渓谷

従姉にもらった「紀伊ジョウロウホトトギス」が艶のある黄色い花を咲かせました。
          
斑点のある花びらが、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ているため「ホトトギス」という名前がつけられました。釣鐘状の花を覗いてみると、内側にヒョウ紋柄のような斑点ありました。
また、「ジョウロウ上臈」とは貴婦人とか高僧という意味。「山里の貴婦人」と言われることも。
昨年は1株しか花を付けませんでしたが、今年は3株に花が咲きました。そろそろ株分けをしなければなならないのかもしれません。

その他のホトトギスも金木犀の花の匂いに誘われるように咲いてきました。
    白花ホトトギス   タイワンホトトギス
属名のTricyrtis(トリルキルティス)は「3つの距」という意味で、花の基部に3つの距ができるところから付けられました。白花ホトトギスの花の下部にある球形の膨らみ「距」がよく分かります。

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