信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

レースラベンダー 逆光

2010年12月29日 | 日記
冬至を過ぎたといっても、太陽の光は低くて弱い。
垣根越しに射してくる光線を背に、レースラベンダーの花を撮ってみた。
花の後から木の葉の間を通って差し込んでくる光が、
まるで印象派の絵画のように写っていた。
花の写真を撮り、花について思いつくままブログに書いているだけなのに、つくづく花のもつ神秘さに驚いてしまう。

『花はどこへいった--静かなる祈りの反戦歌』
  花はどこへ行った 少女が摘んだ 
  少女はどこへ行った 男たちのもとへ嫁いで行った
  男たちはどこへ行った 兵士となって戦場へ行った
  兵士はどこへ行った 死んで墓に入った
  その墓はどこへ行った 花で覆われた
Oh,when will they ever learn?

この歌の源流は、コサックの子守歌らしい。
今年 かけがえのない人が相次いで「千の風」になってしまった。
花と音楽を花を捧げて「ご冥福をお祈ります」。

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初冠雪

2010年12月27日 | 日記

夕べからチラチラしていた雪が、一晩で銀世界を創り出していました。
垣根の山茶花やツゲの木も雪をかぶって静まり返っています。
欧州も大雪で飛行機の運行が乱れているとのこと。
ホワイトクリスマスも大変 !        

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つばきを飾る

2010年12月23日 | 日記
つばき:椿
ツバキ科:Theaceae ツバキ属:Camellia 学名:Camellia japonica 和名:ヤブツバキ 英名:Camellia

どんよりとした空から、時折雪がちらほら舞い降りてきます。
銀色にお化粧した松ぼっくり、どんぐりの帽子(くぬぎの実の殻)、椿の実の殻、そして白侘助椿の花。
クリスマスかお正月の飾りを作ろうと思っていましたが、並べるだけになってしまいました。
黒い器に、白い椿の花を幾つか浮かべてみました。ちょっとした「侘び空間」の出来あがりです。
椿の実を絞った椿油は、和製のオリーブオイル。ハンドクリームとして愛用しています。

(昨年のブログを見ると11月24日に白侘助を投稿している。開花が1ヵ月も遅れたことになる。)

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白侘助

2010年12月23日 | 日記
 「冬の到来を知らせる」白の侘助椿が一斉に咲き始めた。今、100個ほど咲いている。蕾を付けすぎかなと少し摘花したけれど、面倒くさくなり自然の配慮にまかせることにした。侘助は葯(やく・雄しべの先端の花粉を作る器官)が退化して花粉を作らないので実がならない。「美しい花は実が成らない」の諺どおりかな? 静かで儚げな白い椿。

12月22日冬至、お風呂に柚子を浮かべた。どうやらお風呂に浸かるという習慣は日本独特のものらしい。水やガスのエネルギー消費は相当なものだと考えつつも、リラクゼーション効果はすばらしい。

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こころの宝石箱に入れておきたいこと

2010年12月17日 | 日記
昨日は音楽に浸る一日でした。
ショパン生誕200年の催し、1934年制作のドイツ映画「別れの曲」とショパンのピアノ曲演奏、に出掛けました。「別れの曲」「革命」を作曲したエピソードが、モノクロの映像と音楽で綴られていました。そしてピアノ演奏、ショパンの心情を最もよく表しているといわれている「バラード第4番」が最後に奏でられ、演奏者自身も「一番好きなショパンの曲」ということでした。

もう一つはNHK「100年インタビュー」。指揮者の小澤征爾が初めて西欧に渡ってからの50年を振り返りながら、西洋音楽との格闘の軌跡を音楽の本場・ウィーンで聞いた番組の再放送。洋の東西を問わず『音楽の高みにある普遍的な情感は、世界共通なのではないでしょうか。だから分かり合える。』といわれていたのが印象的でした。
そして小澤さんからの100年後へのメッセージ・・・
「私がいる今の時代までの100年間で変わらないことが2つある。
1つはまだ戦争やってる
1つは宗教や人種、貧富層などでの軋轢がある
100年後のみなさんには、自分たちの時代においてこれらのことがどうなっているかを是非気にかけてもらいたい。」

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