信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

残月 椿

2019年02月28日 | 日記
ツバキ科:Theaceae ツバキ属:Camellia  園芸品種名:残月 のこりづき
三元交雑種:「霜月」(サザンカ「鳴海潟」×グランサムツバキの種間雑種)×「金花茶」

花の中心部が僅かに淡黄色を帯びています。
霜月と「金花茶」という黄色い椿との交配で作られているからでしょう。
          
名前の「残月(のこりづき)」は、明け方まで残っている月のこと。
明け方、南東の空に三日月と金星が見えました。黄色の輝きは薄く、やがて月は白く、金星は見えなくなりました。
昨年は、前年の夏の水やりが足りなったせいで、蕾が咲かずにみんな落ちてしまいました。その反省のもと、しっかりと水やりをしたら、今年は儚げな淡いピンクの花がたくさん咲きました。

となりで胡蝶侘助が小さく愛らしい花を咲かせています。
私は豪華のものより、一重の花が好きです。      

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪割草

2019年02月11日 | 日記
キンポウゲ科:Ranunculaceae ミスミソウ属:Hepatica 学名:Hepatica nobilis var. japonica
和名:ミスミソウ(三角草)、別名:ユキワリソウ(雪割草) 英名:Liver leaf、Kidney wort
原産地:日本
立春も過ぎたというのに寒い!! 極渦による寒波だとか!?

朝、花は閉じたまま。昼前になってやっと開いてくる。
雪の残っている頃に雪を割るようにして咲き出すので「雪割草」と呼ばれているが、和名は「三角草」。地際に3裂する葉があり、この葉の形から「三角草」、英名は「Liver leaf」となっている。学名の「nobilis」は「気品のある」という意味。
里山の雑木林の斜面や山地の林床に自生するということで、陽の当たらない玄関脇に地植えしたところ、みんな消えてなくなってしまった。鉢植えしたものだけが生き残り、咲き始めている。
             
花弁のように見える部分は萼片で、花びらはない。
まわりを苔に覆われてしまい、これではこぼれ種で増えることを期待できないのでは?
もう無くなってしまったと思っていた「紫色の雪割草」  
2週間も遅れて開花! 2019.2/25

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする