信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

四季の庭

2009年05月27日 | 日記
「楽しみは創り出せるもの」
昨夜、NHKBsで「ターシャテューダー 四季の庭」が再々々放送された。何回観ても見とれてしまう。彼女は昨年6月18日、92歳でなくなった。
60歳から庭造りつくりを始め、30年かけて作られた庭。
社交界が苦手で、独りが好きだったとか。
ターシャテューダーの言葉は、人々に勇気を与えてくれる。
 『何かを始めなければ、何も起こらない
  時間をかけてするということは、それだけ愛情を注ぐこと
  庭仕事は体が疲れても心が満たされる
  楽しいことはそれを待つ喜びも嬉しいのよ、春は必ずやってくるのだから
  今が人生で一番幸せよ  』

春を待つ、色々準備をし、辛抱する。またすばらしい季節がめぐってくるのだ!
ていねいに、ていねいに、slow life, slow life。 
今年デジカメを買い、ブログを始めたので、我が庭の記録が幾らか残せそう。
梅花うつぎがたくさんの白い花を付け、いい香りが庭に広がっている。
 



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野にあるように

2009年05月22日 | 日記
 日曜日(17日)白毫寺近くの畦であざみを見つけ、玄関に活けた。今朝も元気に咲いていた。活花の山村御流は、「野にあるように」活けなさいと教えている。皮肉な事に、教材にもらった花は、野原で摘んだ花にはかなわない。
 ハウスで育った苺やトマトは外見は良いが、子どもの頃に食べた懐かしい味に欠ける。私のDNAには、くせのある味が刻印され、そんな味を求めている。
今年、庭で収穫したのは、蕗のとう、ベビーリーフ、ねぎ、きんかん、にら、三つ葉、山椒、ふき、アスパラガスetc.。 野菜の花もなかなか良い。
蕗を茹でたら土井師匠曰く、「あくは、あんまり抜いたらあかんで!」。
 たんぼの畦で咲いていた”たつなみそう”は、品格があった。
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白い芥子の花

2009年05月15日 | 日記
けし、芥子、ポピー、虞美人草
 今年もけしの花が咲きました。庭のあちこちに種をまいたので、群生してかぼそいものから、しっかりと育ったものまでさまざま。
色々な種類のけしがあるけれど、トルコ由来の一重の白い花びらを広げている我が庭のけしは魅力的です。
ラダックの庭由来のは、赤紫の八重。通りがかりの人がめずらしいと垣根越しに写真を撮っていきました。その前に失敬して育てたのも紅の八重。写真集ターシャチューダーの庭では、一重の白と赤が立派に咲いています。
 戦争中、日本は麻薬製造のため、大阪茨木で一面の芥子を栽培してアジアに売りさばいたとか。今は混迷を深めるアフガニスタンが芥子畑を...
 虞美人草にまつわる話など、かよわい姿がはかなく、たくましくそしてあやしい。ブルーポピーに魅せられる人も多い。
来年は、ピンク、黄、オレンジ、赤など、品種を増やしてみましょう。
 
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