信子の華ごよみ

自宅の庭に咲いた花々を記録
植物の育成、華のうつろいを観察

マツヨイグサ

2017年07月05日 | 日記
アカバナ科:Onagraceae マツヨイグサ属:Oenothera 学名:Oenothera stricta
和名:マツヨイグサ 待宵草 別名:月見草 原産地:アメリカ大陸 英名:Evening primrose

待宵草は、日暮れを待ちかねたように月を映して咲きはじめ、夜間咲き続けて朝方には萎んでしまいます。このことが名前の由来となっています。
径3cm程の黄色い花、雌しべの先端が4つに割れ、花が萎むと赤く変色します。
          

”宵待草”の呼び名は、竹久夢二の作詞による流行歌の題名に誤記された名称が定着。
 「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな」
  実ることのなかったひと夏の恋を詞に謳い上げました。

長嶋茂雄を「ひまわり」、野村克也を「つきみそう」にたとえられました。
標準和名でいうツキミソウはメキシコ原産の白花を咲かせるOenothera tetrapteraのことだそうですが、一般にはあまり浸透しておらず、黄花のマツヨイグサもしがしばツキミソウと呼ばれています。
私はずっとツキミソウもマツヨイグサもも同じものだと思っていました。
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