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東京西部に多い「東」の付く地名

2015年02月05日 14時48分32秒 | 地域
 知人に言われて検めて地図を眺めていたら、本当にそうだな~と気付いた!
   「東村山・東大和・東久留米・・」などなど
 東京の西部にはなぜか「東」の付く地名が集まっているのに驚いた!
 我が埼玉県には「東松山」もある! どうしてこんなに「東」が多いのか・・?
       
      見にくいでしょうがご覧のとおりです       東村山・東大和・東久留米市の歴史

  東が付く地名の最もわかりやすいケースは西東京市にある「東伏見」だといわれています?
  1929年、京都の伏見稲荷大社を招く形で市内に東伏見稲荷神社が創建されたそうだ!
  これが地名の由来だそうです。 西の「本家」に対し、頭に「東」を付けて区別したという

  埼玉県の東松山市が誕生した経緯もこれに近いそうだ。 
   1954年、当時の松山町と周辺4村が合併した。当初は松山市を新市名に計画していたそうです
   ところが、既に愛媛県に松山市が存在することを理由に自治省(当時)が認めなかったそうだ
   そこで「東の」という意味で現在の「東松山市」に落ち着いたそうです
  
  中には、地名が東西で重複するという事情だけでは説明できないケースも・・?
   東久留米市がその例です。1889年、福岡県に久留米市、神奈川県(現在は東京都)に久留米村が
   そろって誕生。 市と村の違いもあり、当時は名称のダブりは問題にされなかったらしい・・が
   ただ、駅名はそうはいかなかった。1915年、武蔵野鉄道(現西武池袋線)の新駅が開業した際に、
   既に西に鉄道院(JR)の久留米駅があったため、頭に「東」を付けて東久留米駅とした。
   そして”70年市制施行にともないどうするかと協議したとか・・?
   「武蔵」を冠にする案も出たが、駅名が慣れ親しまれた「東久留米」に軍配が上がったそうです

  「東」ではないが、上福岡市(現・ふじみ野市)も駅名が先行した事例の一つです
   市制施行前は福岡町。一方、東武鉄道は新駅を設置する際、九州の福岡との重複を避けて
   「上福岡」を採用・・この名前が定着し、後に市名に“昇格”した例

  東村山市の場合は少し事情が異なる。 
   もともとこの一帯は村山郷と呼ばれ、その東部に位置するのが由来だとか・・
   山形県の村山市と重なるが、直接の関係はないそうです
  その西隣の東大和市。 奈良に対して「東の大和」かと思われそうですが・・そうではない
   1919年に6村が合併した際に、「大いに和す」で大和村と命名されたそうだ。
   ところが”70年の市制施行時には既に神奈川県に大和市が存在していた。
   そこで、「東京の大和」としたそうです!   「東」にもいろんな由来があるんですネ~
                         ・・
 チョとした余分な話                      
  「上福岡」の由来ははっきししないそうだとか?
 東武鉄道によると「駅名は公募で決めたという社内資料が残っているが、
 そもそも『上福岡』という地名があったかどうかは不明」なんだと・・
 ちなみに今の駅の住所は「上福岡1丁目1番地」ですって・・!
      同一市名は東京都と広島県に「府中市」がありますが、国は原則認めてこなかった
      茨城県鹿と佐賀県鹿は読みは同じだが漢字で区別した例
      ただ、平成の大合併により、北海道に続き福島県にも伊達市が誕生した! 
      なぁ~んていろいろなことがあるんですネ~ これも勉強になりました・・