農業じゆう人

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名字

2015年02月18日 16時00分04秒 | 私事
   “今後は必ず「名字」をなのらなければならない!”
    こんな命令を明治政府が出したのは、140年前の「2月13日」のことです。
    それまで日本人には、名字をもっている人もいれば、もっていない人もいたそうだ!
    この日から、名字をなのることは、ほとんどの国民の義務となった・・
    その5年前、武士でなくても名字をなのってよい!とする政令を政府は出していた
    江戸時代には名字をなのることは武士階級の特権だったそうだが、維新に際してかかげた
     四民平等という理念の具体化として広く開放した!と言われていました。
    さらに義務づけへと踏み込んだのは、官僚機構。とりわけ軍の都合による面が大きかったとか?
    
    歴史学者の“武光誠さん”によると・・
      明治の改革がもたらした目ざましい変化の一つは、名字の種類が一気に増えたことだと。  
      江戸時代までは約一万種だったのが、10万種ほどへ多様化したと推測していると
       ご自身の著書「名字と日本人」で書きこんでいます
      漢字文化圏のなかで日本は例外的に名字の種類が多いと指摘されるが
       その一因は明治の改革にあったといっています。

    「人種のるつぼ」と呼ばれる米国では、日本よりも一段と多様といわれている
    大半の国民が世界各地から移り住んできた人々とその子孫なので、当たり前ではある。
    実は明治の改革の後、日本人の名字の種類はそう増えていないそうです。

    サッカーの“三都主さん”・元参議院議員の“弦念さん”・国文学者“キーンさん”
      〔大相撲元大関・琴欧洲の“安藤カロヤンさん” 旭天鵬の“太田さん”なども〕
    日本が好きでわざわざ帰化してもでもの皆さん・・たくさんいらっしゃいます

    もっと多彩な名字が共生する社会であってもいいのでは?思っています!