農業じゆう人

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立春

2015年02月04日 14時50分50秒 | 世間
 今日は二十四節気の【立春】です。  暦(旧暦)の上では一年の始まりとされています 
 従って決まり事や季節の節目はこの日が起点!となっています
 春・・・立春から立夏の前日までです
 節分・・立春の前日(きのう)です。立春が正月に対して大晦日の役割
     そのため一年間の厄払いのため豆まきをするんですョ
 八十八夜・・立春から数えて88日目のこと
 二百十日や二百二十日・・210日目:220日目のこと
                  (共に台風が襲来する可能性が高い日とされ、今は二百二十日の方が確率が高いんだとか?)

      また、こんな風習もあります・・私の田舎では新年の午前0時になるとやってました!
         立春からはじまる新しい年に初めて汲んだ水を「若水」といって、
         健康や豊作・幸せを招く水とされています。
         旧暦から新暦に移り変わる中で、いままでは正月の習慣に・・!
         まずは神棚にお供えをし、それから食事の仕度や洗顔に使います。
         その水で入れたお茶が「福茶」と言われています
           (煎茶やほうじ茶に、結び昆布や小梅などを入れたものです)
           外からは梅がとび込福茶栽   小林一茶 

   冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では旧冬と新春の境目にあたり、
    この日から「春」ということになります!
    暦便覧でも『春の気立つを似って也』と記されています
     梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まり!となります

   古来は、自然の景色の変化から季節の移り変わりを把握する「自然暦」を使用していたそうです。
   飛鳥時代に中国から二十四節気が伝えられると、冬至が年の分割の起点と考えられるようになり
    立春を一年の初めとして暦が作成さられるようになったそうです
   明治時代に改暦が行われるまでは、立春は正月とほぼ同じころに重なっていたために
     現代でも正月に「早春」とか「新春」が使われているんだといわれているそうです。

 立春の早朝、禅寺では、入り口に左のような「立春大吉」と書いた紙札を貼る
 習慣があります。 私も見たことがあります
 これ文字が左右対称で縁起が良く、一年間災難に遭わないとされたいます。
 田舎では、厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼っている家もあった!
  ちなみに「寒中見舞い」は立春の前日まで(きのうまで)とされています
  今日以降に出す場合は「余寒見舞い」となります。(2月下旬ころまで)

         今日は「満月」です! 立春の日に満月になるのは38年ぶりだそうです
           (今日は天気が下り坂ですが、珍しい現象なので是非見てみたいものです)