農業じゆう人

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目をこする弊害

2019年05月20日 12時53分25秒 | 健康
  花粉症のときや目がヘンに感じたときなどは、無意識に目をこすってしまうことってありませんか。
  私なんぞ菜園で作業をしているときなど風の影響などでよくあります。
  最近は日差しも強いので、目の保護と併せてサングラスを着用しての作業をしています。
  今朝は「いんげん豆の植え付け」を済ませました。 これから風雨が強くなるとかの予報なので、
   植え付けと苗が飛ばされないようにしかと支柱に縛り固定させました。
                    
        いんげん豆の植え付け            寄贈された台車
           (右の台車は、菜園の近くの町工場の方が水運びに使ったらと作ってくれました)
  作業中も予報より早く風が吹き始めたので、ホコリが目に入らないように注意して作業をしました。
  実はそのことで目の大切な組織を傷めていることをご存知でしょうか・・?

 その組織の名前は「チン小帯」というものだそうです。 
 目の中で水晶体を360度にわたり固定する、クモの巣のよう
 に繊細な線維の束だそうだ。 毛様体筋の収縮を水晶体に伝え
 ピント合わせの重要な役割を担っているそうだ。
 チン小帯がトランポリン遊具のように水晶体を固定していれば
 水晶体の形は左右対称となり、網膜に鮮明な映像を結ぶ。
 ところがチン小帯が部分的に弱くなると、水晶体の形がいびつ
                  になり、水晶体乱視が生じ映像がぶれるという。
  チン小帯は年齢と共に弱くなるそうで、花粉症やアトピー性皮膚炎などで目をこすると一気に弱く
   なるという。 その結果、年をとって発症する白内障の治療にも支障をきたすことにも・・。
  白内障は、濁った水晶体の代わりに眼内レンズを移植して治療する。 手術では水晶体を包む薄い
   膜に穴を開け、濁った水晶体を超音波で砕いて吸い取るもの。 このときにチン小帯が弱いと、
   手術の最中に水晶体が外れて眼底に落ちたり、吸引のときに薄い膜がすべて吸い取られたりする。
   薄い膜がなくなると、眼内レンズの移植先がなくなってしまう。 レンズを強膜に縫い付けて固
   定するなど、処置には通常の10倍以上の時間がかかるという。
   新しいレンズを固定するのもチン小帯の役目だそうだ。 術後に油断して目をこすると、薄い膜
   ごとレンズがずれたり、眼底に落ちたりする。
  移植するのが単焦点レンズの場合は瞳の部分にあれば多少ずれても見えるが、多焦点レンズだと、
   瞳の中心から少しでもずれると視力に大きく影響するという。 ずれたレンズを元の位置に戻す
   手術は容易ではないそうだ。

  どんなにかゆくても、目は絶対にこすってはいけない! かゆみは薬を使って抑えてほしいという。
  疲れ目対策と称して眼球を指で押すのもよくないそうですョ! 気をつけてくださいネ
   私も目がチョッと変かな?と思うと漠然とこすってしまうような気がしてきました。
   一度切れたチン小帯を元に戻すことはできないことを身に沁みて覚えておこうと思っています。