年齢を重ねるにつれ、老後はどう過ごそうか?と住まいを考える場面が増えてくる。
家族構成や生活習慣の変化を機に、元気なうちに住み替えをする人も珍しくないそうだ。
そんな考えに、準備はどこから始めか?
資金計画や場所の選び方、心構えなどを先輩シニアや専門家の皆さんに聞いてみた。
「今のマンションをついのすみかにしたかったが、そうはいかないようだ。高齢者住宅
は種類が多くよく分からない」「有料老人ホームは早いが、元気なうちに住みやすい
家を探したい」 こういった相談が結構あるという?
11月中旬、JR有楽町駅近くの「高齢者住宅情報センター東京」でのセミナー。
テーマは「高齢者住宅選びに必要なあれこれ」だったそうだ。
集まったのは60~70歳代の男女6人が老後の住まいへの疑問や望みを訴えた。
講師の“久須美センター長”は「まず不安の種の棚卸しを」と呼びかけたそうです。
「準備ノートを作り、漠然と不安なことを書き出して」と助言。 お金が不安なら、
当面暮らしにかかる費用と年金収入や資産を比べ、例えば90歳を迎えるまでの
収入を計算する。「みえる化」で住み替えに使える金額の目安がつくという?
もちろん予算だけで住み替え先は決められない。「子どもの世話にはなりたくない」
「介護や医療が充実した高齢者住宅を住み慣れた自宅周辺で探したい」「独身なので
友人と適度な距離を保ちつつ支え合える場所があれば」 ・・・。
駅近のマンションや地方の実家の改築、安否確認や生活相談ができる「サービス付き
高齢者向け住宅(サ高住)」も選択肢。 住み替えの動機や事情は様々で優先順位
を決める必要がある。 経験者はどう決めたのだろうか
※名古屋市のマンションから同市内で住み替えた“榎戸さん”。車で外出するなどの
自由な生活が可能で、万が一の時の見守りサービスがある場所を希望。集合住宅の
空き家を活用したサ高住「ゆいま~る大曽根」を選んだそうです。 7年前に妻に
先立たれ、その後体調を崩して入院。退院後は見守りが必要だったと考えたものの
「今さら子どもと同居はできない」とも感じていた。必要な費用は自宅を売却して
充てたんだそうです。
※茨城県取手市で25年間暮らしてきた“田中さん”は「趣味や人付き合いを楽しみ
たい」とクラブハウスが充実した千葉市内のシニア向け分譲マンション「スマート
コミュニティ稲毛」に夫婦で6年前に住み替えた。 ピアノに絵画にと励む毎日は
「学生に戻ったようで充実している」。 東日本大震災を機に60歳代前半でリタ
イア。 取手の住まい周辺では仲間も高齢化。 スーパーが閉店し、不便も感じて
いたという。 家を処分して住み替えて95歳まで暮らす場合の家計を試算して、
今の物件に決めたそうだ。
求めた条件は異なるが、2人に共通するのは「気力や体力、判断力が充実している時
に自ら決めた」点。 かつては80歳代になって初めての住み替えが目立った。
不動産の売買や荷物整理には労力がかかる。 住み替えに詳しいファイナンシャルプ
ランナーの“永田さん”は「ローンが必要になりそうなら50歳代から検討を・・
早く始めるにこしたことはない」と話しています。
もちろん入居に年齢の下限などがあり、早く動いても決められない場合は多い。
それでも備えられることはある。 住宅事情サイト「SUUMO」の“池本編集長”
は「子どもの独立や50歳になるのを機に家族と意思の擦り合わせを」と話す。
夫婦でも地域への愛着度や今後望む暮らしが異なるうえ「『なぜ元気なのに高齢者住
宅に住み替えるのか?』と子どもが反対することも」(久須美さん)。
永田さんも「今の場所にあと30年住めるか」を基準に考え、早くから情報収集する
ように勧める。
最初は優先順位がみえなくても、準備するうちに「ここは嫌だ」とNGリストができ
だんだんと的が絞れるようになるそうです。 皆さんは・・どうですか。
蛇足:書き込み中にラジオを聞いていたら・・
きょう11月29日はごろ合わせから「いい肉の日」なんだそうですネ
また東京ではきょうから12月13日まで、日の入りが最も早くなる。
日の入り時間「16時28分」
我が埼玉では12月5日~7日までが一番早く「16時27分」です
家族構成や生活習慣の変化を機に、元気なうちに住み替えをする人も珍しくないそうだ。
そんな考えに、準備はどこから始めか?
資金計画や場所の選び方、心構えなどを先輩シニアや専門家の皆さんに聞いてみた。
「今のマンションをついのすみかにしたかったが、そうはいかないようだ。高齢者住宅
は種類が多くよく分からない」「有料老人ホームは早いが、元気なうちに住みやすい
家を探したい」 こういった相談が結構あるという?
11月中旬、JR有楽町駅近くの「高齢者住宅情報センター東京」でのセミナー。
テーマは「高齢者住宅選びに必要なあれこれ」だったそうだ。
集まったのは60~70歳代の男女6人が老後の住まいへの疑問や望みを訴えた。
講師の“久須美センター長”は「まず不安の種の棚卸しを」と呼びかけたそうです。
「準備ノートを作り、漠然と不安なことを書き出して」と助言。 お金が不安なら、
当面暮らしにかかる費用と年金収入や資産を比べ、例えば90歳を迎えるまでの
収入を計算する。「みえる化」で住み替えに使える金額の目安がつくという?
もちろん予算だけで住み替え先は決められない。「子どもの世話にはなりたくない」
「介護や医療が充実した高齢者住宅を住み慣れた自宅周辺で探したい」「独身なので
友人と適度な距離を保ちつつ支え合える場所があれば」 ・・・。
駅近のマンションや地方の実家の改築、安否確認や生活相談ができる「サービス付き
高齢者向け住宅(サ高住)」も選択肢。 住み替えの動機や事情は様々で優先順位
を決める必要がある。 経験者はどう決めたのだろうか
※名古屋市のマンションから同市内で住み替えた“榎戸さん”。車で外出するなどの
自由な生活が可能で、万が一の時の見守りサービスがある場所を希望。集合住宅の
空き家を活用したサ高住「ゆいま~る大曽根」を選んだそうです。 7年前に妻に
先立たれ、その後体調を崩して入院。退院後は見守りが必要だったと考えたものの
「今さら子どもと同居はできない」とも感じていた。必要な費用は自宅を売却して
充てたんだそうです。
※茨城県取手市で25年間暮らしてきた“田中さん”は「趣味や人付き合いを楽しみ
たい」とクラブハウスが充実した千葉市内のシニア向け分譲マンション「スマート
コミュニティ稲毛」に夫婦で6年前に住み替えた。 ピアノに絵画にと励む毎日は
「学生に戻ったようで充実している」。 東日本大震災を機に60歳代前半でリタ
イア。 取手の住まい周辺では仲間も高齢化。 スーパーが閉店し、不便も感じて
いたという。 家を処分して住み替えて95歳まで暮らす場合の家計を試算して、
今の物件に決めたそうだ。
求めた条件は異なるが、2人に共通するのは「気力や体力、判断力が充実している時
に自ら決めた」点。 かつては80歳代になって初めての住み替えが目立った。
不動産の売買や荷物整理には労力がかかる。 住み替えに詳しいファイナンシャルプ
ランナーの“永田さん”は「ローンが必要になりそうなら50歳代から検討を・・
早く始めるにこしたことはない」と話しています。
もちろん入居に年齢の下限などがあり、早く動いても決められない場合は多い。
それでも備えられることはある。 住宅事情サイト「SUUMO」の“池本編集長”
は「子どもの独立や50歳になるのを機に家族と意思の擦り合わせを」と話す。
夫婦でも地域への愛着度や今後望む暮らしが異なるうえ「『なぜ元気なのに高齢者住
宅に住み替えるのか?』と子どもが反対することも」(久須美さん)。
永田さんも「今の場所にあと30年住めるか」を基準に考え、早くから情報収集する
ように勧める。
最初は優先順位がみえなくても、準備するうちに「ここは嫌だ」とNGリストができ
だんだんと的が絞れるようになるそうです。 皆さんは・・どうですか。
蛇足:書き込み中にラジオを聞いていたら・・
きょう11月29日はごろ合わせから「いい肉の日」なんだそうですネ
また東京ではきょうから12月13日まで、日の入りが最も早くなる。
日の入り時間「16時28分」
我が埼玉では12月5日~7日までが一番早く「16時27分」です