農業じゆう人

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プールでの感染症

2015年08月08日 12時20分25秒 | 健康
  きょうは二十四節気の【立秋】です 暦の上では秋なんですがネ~
  でもきょうはそれに習ったんでしょうか・・?  今朝は幾分涼しく感じています
   暦便覧でも「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と記されています
  それにしても今年の暑さは別格のようで、まだ残暑が厳しくお盆明けには再び猛暑復活とか
  この頃は、月遅れのお盆を前に各地で花火・夏祭りが開催されているようです
  まだまだ夏のレジャーを楽しむ頃ですが、よく観察していると秋の気配もチラッと感じます
   「ミンミンゼミ」から「ツクツクボウシ」へ そして夕方からは「コオロギ」の音など・・

  でも今は夏休み真っ最中!そして連日の猛暑続き 子どもたちの楽しみは「プール」のようだ?
   朝から暑い中楽しげにプールに通う近所の子たちの姿をよく見かける。

   楽しいプールだが、私の子どもたちのときもあったがプールには意外な感染症がある
   「とびひや結膜炎」などだ    親としてはプールに入れてもいいものなのかな~なんてだ

   そんな子どもたちと保護者・保育園・幼稚園・学校の教職員に向けにと、
   日本臨床皮膚学会と日本小児科皮膚科学会が2年前に出した   
   「皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解」に今年の5月、日本皮膚科学会が加わり
   
   伝染性膿痂疹(とびひ)伝染性軟属腫(みずいぼ)・あたまじらみ、疥癬(かいせん)について
   プールの可否や注意点を整理していたものが出ています

 特に注意したいのが「とびひ」だそうです! 
  “治るまでは禁止”
  患部に軟膏を塗り、ガーゼで覆う

 ウイルス性の結膜炎 目やに・充血
  医師が認めるまで禁止 
 みずいぼ
  タオル・浮き輪・ビート板の共有は避ける
  プールの後はシャワーで肌をきれいに洗う
 あたまじらみ 
  治療を始めればプールに入っても構わない
  タオル・ヘアブラシ・水泳帽の貸し借りはしない
 疥癬(かいせん)
               治療を始めればプールに入っても構わない
               肌と肌の接触でうつる。ごくまれに衣類・寝床・タオルを
               介してうつることがあるそうです。

    当然ながら、目の感染症にも気をつけた方がよいと指摘されています
    学校保健安全法によると「咽頭結膜炎(プール熱)は症状が消えてから2日過ぎるまで、
    流行性結膜炎(はやり目)は医師が感染の恐れがないと認めるまで「出席停止」で登校禁止
    プール熱は結膜炎の症状の他、のどの痛みや発熱が中心でプールや周辺の環境で感染しやすい
    感染力は‘はやり目’の方が強いそうで、目の充血や目やに・涙がよく出るそうだ。
    1~2週間で自然に治るが「充血や目やに」が続くようなら・・眼科で受診を!

     また、他人にうつさないことも大切なことですよネ
     涙を介して感染するので‘目をこすらず、涙や目やにはテッシュで拭いてゴミ箱へ’
     大人も感染するので、タオルは家族内でも共有はしないこと!
     また、患者さんは、お風呂は最後に入るようにするといいそうですが・・

     子どもさんのことですから細かい注意・約束は難しいことと思います・・。
     やはり最終的には親御さんの注意・観察が一番大切なようですネ~・・