農業じゆう人

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キャラに住民票・・?

2015年08月03日 12時45分15秒 | 世間
  人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の一家が住み慣れた埼玉県春日部市から今年の3月・・
  遠く離れたメキシコへ引っ越し・・・。
   今春、新作映画の公開に先立ち、物語の設定に合わせ、“しんちゃん”が
   市に「転出届」を話題となった。
  もともと2004年に特別住民票の交付を受けていた経緯があったからこその粋な演出だ
       
                                話題になった「特別住民票」
   この転居・・5月には春日部市に再転入し現在も特別住民のままだそうです
    ○“しんちゃん”はアニメの中だけでなく、市の「子育て応援キャラクター」として活躍
      街づくりのも貢献しているそうですョ
    ○特別住民票は写しを入手できました
      “クレヨンしんちゃん”は’10年に再発行した際、クリアファイルなどと合わせて
      「300円」で1万セット配ったそうです

   調べてみると、こうした架空のキャラクターなどが自治体の「住民」となっている例は少なくない
     東京都調布市の「ゲゲゲの鬼太郎(作者の水木しげる先生が在住)
     川崎市の「ドラえもん」(作者の故藤子・F・不二雄先生が長く住み、ミュージアムも開館)
     東京都葛飾区の「両津勘吉」(こちら「葛飾区亀有公園前派出所」の舞台)  など
      首都圏だけでももろもろ出てきます。
   
   最近では東京都新宿区が4月、ゴジラに特別住民票を交付した。
     (3千枚を無料配布したこの住民票は偽造を防ぐ処理を施す念の入れようだったとか?)
     繁華街の歌舞伎町に完成した新宿東宝ビルのシンボルとして実物大のゴジラヘッドが
      お目見えしたことがきっかけなんだとか?
     旧コマ劇場の閉館などで陰った街の集客力回復の起爆剤として知名度の高いゴジラを活用した
     「国内外への歌舞伎町の発信」(区の担当者)との狙いは当たったようです
     米ニューヨーク・タイムズ紙など海外メヂィアでも取り上げられたそうだ!
     ビルにできたシネマコンプレックス(複合映画館)の人気もあって、一帯の飲食店も賑わった?
      今まで通りのスタッフのシフトでは接客が追いつかないとの声も聞いたと!(同)

   特別住民登録には法的な縛りがあるわけではなく、特段のコストがかかるわけでもないそうです
    行政にとっては比較的手軽なPR手法ともいえるようで、それだけに裾野は広いわけです

   数で目立つのは東京都世田谷区。「11」ものキャラに特別住民票を発行しているそうです
    対象はいずれも商店街や農協のマスコットだそうで、区の担当者はこう説明しています
     「商店街は地域の核。それぞれのキャラを使った街おこしを後押ししたい」とです
    交付には必ず区長が赴き、イベントなどで盛り上げてもらうそうだ
    地域の活性化、にぎわいづくりという位置づけを明確にするためなんだそうです! やる~
    「効果を分りやすく比較できるデータはないそうだが、(特別住民票の交付)リストに名を連ねる
     このことをモチベーションにがんばろう!とする雰囲気はある」と言っています

   この他、首都圏には多くの有名キャラが住んでいます(首都圏の特別住民登録の主な例)
     タマちゃん(横浜市) 2003年 アゴヒゲアザラシが市内の川に出現
     鉄腕アトム(埼玉県新座市)03年 手塚プロダクションのスタジオが所在
     浅見光彦(東京都北区)  06年 作家の内田康夫氏の出身地
     柊一家(埼玉県久喜市 (旧鷲宮町) 08年 アニメ「らき☆すた」の舞台モデル
     レイくん(千葉県柏市)  10年 サッカーJリーグ 柏レイソルのマスコット