農業じゆう人

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こども電話相談室

2015年03月22日 14時30分00秒 | 話題
      ダイヤル・ダイヤル・まわして・・こども電話相談室・・~
   我々よりチョッと下の“おじさん・おばさん世代”なら、子どもさんを含めこのフレーズを
   口ずさめる人は多いのではないでしょうか・・?
   TBSラジオ「全国こども電話相談室」のかつてのテーマソングです。 聞き覚えありませんか?
    
   「ラジオ番組の中で子供の疑問、相談を受ける番組を作ろう」という発案で始まったそうだ
     〔1964年7月13日、長時間ワイド番組『オーナー』の1コーナーとして開始〕
    リスナーの小学生・中学生から電話で寄せられる質問に、スタジオの回答者が親切・丁寧に答えていく
    生放送番組で、子どもたちの素朴な疑問に回答者がきりきり舞いさせられたり、彼らの発達度合いに
    合わせてどのような答え方をするかなどが聴きどころのひとつになっていた。
    我が家など、子どもたちより私共夫婦の方が勉強させてもらったという印象の方が強かったです。


   そんな、子どもだけではなく大人でも内容があり勉強できるということで、半世紀以上にわたり
   続き放送されてきた偉大な長寿番組が、今月29日をもって幕を下ろすことになった。         
               

   “大人になる時間は何時間ですか”(小3・女子) “宇宙とあの世はどっちが遠いんですか”
   “死んだ人の骨はどうして箸と箸でつまむのですか” (小6・男子) 
   “人間はどうして戦争をするのですか”(女の子・4歳) 
   “なんで春・夏・秋・冬と名前が付いたのですか”(小2・女子)
   “おじいちゃんやおばあちゃんは、いろいろな事をいっぱい知っているんですか”(小2・女子)
   “ヘビはどこからしっぽなの” “神様は本当にいるんですか” などなど
    無邪気だったり、哲学的だったりするする天衣無縫な子どもたちの質問

    そして“無着成恭さん”“永六輔さん”“森田正光さん”“毒蝮三太夫さん”らによる
    「名回答や珍解答」 (上の質問に対して回答者皆さんです)

    “宇宙人は何を食べるの?”と聞かれた“無着成恭さん”が「宇宙食かな」と応じた愉快で
     エピソードも残っている。生放送の手作り感にあふれていた番組で面白かった。

    ある人の息子さんが幼いころ番組に質問を寄せたそうです。
    ハラハラしながら待っていたら、採用されないまま番組が終了してしまったそうだ。
    残念に思っていたら、驚いたのは1時間くらいたってからだそうです・・。
    放送中に紹介されなくても、質問をしてくれた子どもに回答をくれたそうです・・!
    これを聞いた時に、こんな誠実さが人気の秘密なのかとつくずく思いましたよ

    かつて、子ども聞かせたいと思い聞き始め愛聴した身としては「なんで終わっちゃうの」と
    率直な質問・・疑問がついつい出てきてしまった。
    番組の終了を発表した後の局側の説明・ホームページではこんな風にいってます
    「現代の小中学生は電話で相談するよりも‘パソコンやスマートフォン’で調べるこちに
     なれている」というものでした。
    確かに、あたりを見渡したところで、もうまわせるダイヤルなどないですもんネ

    でも、近年は内容が変わり「こども相談室リアル」になり少々縁遠くなってましたが、
    思うのは、私のような無教養な者にとっては知らない分らないことがいっぱい
    今更聞けないようなことをたくさん教えていただいた番組として残念に思っています。