農業じゆう人

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塩分摂取、制限いっそう厳しく

2015年03月13日 15時30分15秒 | 
先般、厚生労働省が発表した「2015年度版日本人の食事摂取基準」この中に重要な事項があった!
それは“国民はさらなる減塩を心掛ける必要がある!”とあらためて示されていたことでした。
 さかのぼると、三十数年前に成人男女とも一日の
 食塩摂取目標が10㌘以下に設定された。
 ’05年には性差が設けられ、男性=10㌘未満
 女性=8㌘未満とされた。
 ’10年には男性=9㌘未満 女性=7.5㌘未満
  へと次第に厳しくなっています。
 男女間で塩分摂取目標量に差を設けることが
 発表された当時は、それに対応することの難しさに
  私も皆さん同様驚きました!
     家庭内での料理の味付けや、盛り付け量、卓上にある調味料の使い方まで一人ひとりに深く
     介入しなければ、適切な減塩について語れないのでは・・と思えました。
     
     味覚の楽しみをそぐような「味噌・しょう油」などの極端な節約は長続きするどころか、
     科学的とはいえ・・余計なお世話となってしまいかねない! ホントそう思います
     そこで、さらなる塩分減らしの策として提案されたのが、容量の異なる“汁わん”を
     何種類かも用いることでした。 
     それぞれ“みそ汁や澄まし汁”の塩分量がどのくらいかを測って見せるものでした。
     常用している‘おわん’、その容量は各家庭でまちまちですよネ
     減量時に、主食となる‘ご飯’の量を測るのと同様に、‘おわん’に何㍉㍑の汁が入るかを
     一度知ることができれば塩分量の目安がわかるようになります。 (これ我が家でも実施済み)

     味を変えずに塩分を減らすには量を限ることは不可欠です。
      量の少なくなる不満をなんとか鎮めたい思いも当然あるハズです。 
      そんな時こんな方法も考えてみては!と 指導を受けました
       料理屋さんなどが使っているような、細長い蓋付きの小さな‘吸い物わん’にするという手
       蓋付きなら、量が少なくなっても良い香りと味わいが楽しめる!というものなんだと?
       汁を出すタイミングを食事の最初からではなく、後半にするのも大事・・と教えられた

     以前から伝えてきたのは「汁物・煮物・和え物」などをつくる際に、しっかりとした
      ‘だし汁’を基本の材料とすることが減塩効果を確かなものにするということだと言われた
      「真昆布・干しシイタケ・煮干し・削り節・干し貝柱・鶏ガラ・根菜類」などは良いダシに 
         (アンダーラインのもは我が家でも使っています)

     洋食の食事は、和食より塩分量が少ないそうです。 (我が家では殆んど摂らないので不明) 
     一日のうち一食を「パンやシリアル」を主食とすることでも、各自の塩分量調整はしやすくなる?

     これからの5年間の目標量は・・男性=8㌘未満 女性=7㌘未満です
      一段と、きめ細かな減塩対策が必要になります。 自分自身のために頑張りましょう