農業じゆう人

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都塚古墳その後

2015年03月04日 15時30分03秒 | 趣味
  昨年8月 奈良県明日香村の「都塚古墳」 石を階段状に積み上げた古墳として話題を集めた。
  物好きな私も発表された(13日)後に行われた現地説明会(16日)に行きたくて地団駄踏んだ
  その後、愛知県に住む息子宅へ行った際に足を伸ばし人気のなくなったこの古墳を見届けてきた
  やはり実際のものを見ると、知識のない私でも、それなりに凄いもんだな~と思った記憶があった

   その後、動きはなかったが、先日・再び「都塚古墳」の実態が村教委の講演で会で発表された!
   類のない墳丘 階段型ピラミッド形として話題となっていたが・・発表では
    “階段内部にも大量の石を詰め込んで造られていることがわかった!” と
    
 階段状石積みの南東部コーナー部分    古墳全体の想像図         上の部分の断面図

  昨年8月発表された、村教委と関西大の調査で、川原石を階段状に計5段以上(高さ4.5㍍以上)
  積み上げた、東西約41㍍、南北約42㍍の大型方墳と説明があった。
 
  その後の調査で、階段の壁面部分だけでなく、テラス状の兵站部(幅1㍍)の内部にも・・
  拳大~人頭大の川原石を詰め、表面を約20~30㌢の化粧土が覆っていたことが判明したと
  階段は少なくとも「6段分あり」さらに数段続くのでは見られると発表された。
   写真左のように、墳丘南東部ではコーナー部分も確認された!とも

  当時は前方後円墳が次第に築かれなくなる一方、定型化した大型方墳が出現していない過渡期で
  村教委では「古代中国や朝鮮半島にある積み石塚などの工法を導入しようと、模索していたのでは?」と

   被葬者をめぐっては、飛鳥時代の大豪族“蘇我馬子”の墓との説がある巨大方墳である
   石舞台古墳の近くであるなどから、天皇の外戚となった馬子の父“蘇我稲目”の墓説が・・

   すでに現場は埋め戻されてしまっているそうで見ることはできない・・・。
   代わりに、村埋蔵文化財展示室で28日~4月9日、パネル展が開かれるそうです。(無料)

   時間を見つけて行ってみたいな~・・
   昨年10月に行った後 今年の1月には飛鳥寺の南西部にあたる「小山田遺跡」(川原寺そば)
   県立明日香養護学校の校舎の建て替えに伴う発掘で、約50㍍にわたって石材を貼りつけた
   巨大な掘割が見つかった!というニュースもあったしな~(県立橿原考古学研究所・発表)

    明日香村は、こういったものが本当にあっちこっちであり・発掘される  何でもあり
    私のような物好きにとっては、格好の遊びの場でもあり、教えてもらえる場
    駅前で自転車を借りて“ぶらり・ぶらり”まわる 最高の村です 行きた~い!