農業じゆう人

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卒業式

2015年03月12日 15時00分00秒 | 話題
 一人歩き始める/今日は君の卒業式・・  そんなふうに始まる“さだまさしさん”の歌がある
 この歌は、恋の終わりを描いた作品ですと“さださん”自身が解説しています。
 どうしようもない一つの区切りであり、悲しいような、弾むような響きがあると思いませんか・・ 
 それが「卒業」に例えた理由なんだそうです・・・
 
   誰もが自分の学校時代を思い浮かべ、納得するだろう
   送辞に答辞・合唱に涙。 通った学校が違っても共有する体験だからこそ比喩が成り立つわけだ
   あたりまえのようなこの式典だが、歴史社会学者である“有本真紀さん”はこう書いている
   同氏の著書「卒業式の歴史学」によれば、義務教育での盛大な卒業式・・
    これは日本特有の学校文化なんだと! おっしゃってor書いておられます。
   当初は、例えば小学校なら卒業試験の当日、合格者に証書を渡して終りだったそうです。
   しかし、明治の半ばには、すでにいまのような形の式次第が、ほぼできあがっていたそうです
   この日のための唱歌もどんどん作られ、終戦で紀元節などの学校行事が消えてしまったそうだ
    それでも卒業式だけは残ったんだそうです。
   戦後は映画やドラマの影響で練り上げられ、今日に至っているといわれているそうです。

   「最も成功した儀式」ではないかと“有本さん”は語っています。
   これは、私たちに日本人の感性に合う部分が大きいのかも知れませんネ  違うかな??

    その卒業式が全国で相次ぎ中止になったことが、これまで何度かあったそうだ・・!
    かつてなら戦争 ・・ 近くでは4年前の東日本大震災の時ではなかったでしょうか・・

    今年の春も方々の学び舎から、卒業を祝う歌がまもなく無事に聞こえてくるだろう。
       (我が街でも中学校が13日(金) 小学校が24日(火)に行われます)
       (ちなみの今は卒業式とは言わず「卒業証書授与式」というそうです)    
    そんな元気はつらつとした生徒さんの成長の喜びをかみしめたいと思っています。

                         ・  ・
    そういえば先日・茨城新聞でこんな卒業式の記事を発見した。
      生徒さんが、今春で定年退職を迎える校長先生の卒業式が6日(金)行われたというもの
      阿見町竹来(たかく)町立竹来中学校。 教員や生徒会が中心となって準備し行ったそうで、
      約1カ月前から準備・・もちろん校長先生には知らせない“サプライズ”の演出だった!と
      卒業式は校長先生の歩みを振り返るVTRが流れ、生徒から歓声が上がったとか!
      その後壇上で3年生の男子生徒が卒業証書を読み上げ、授与したそうです
       【教員の課程を修了したことを、ここに証します】 と
       一緒に女生徒さん2人が描いた「肖像画」が校長先生に贈られたそうです
       そしてもう一つのサプライズとして「奥様」が登場し感謝を述べたというもの
        (ピカイチ(校長先生の愛称)も素晴らしい教師生活を終えることができてよかった思う)
        (私も幸せをいただいた」と感謝の言葉を述べた!)  という記事
       
      昨今、いろいろとあり難しい年代であるとされる中学生・・。でもいらっしゃった
      こんなに素晴らしい中学生が・・校長先生が、なんともまぁ~羨ましいかぎりです。
      こうした「卒業式」をしてもらえるのも日頃からの校長先生の生徒への接し方・
      触れ合い方の結集ではと思われます。 もちろん教師の皆さんもです。
      こんな心温まる「卒業式」   各学校で行われるようになるといいですネ~