農業じゆう人

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国会の必需品・・

2012年12月17日 14時09分02秒 | 話題
皆さ~ん、きのうの選挙・・チャンと投票に行かれましたか? 投票率は戦後最低の【59.32%】だったそうです。 情けないと思いませんか!
   異例の師走の総選挙になったきのうは、我が関東地方では“朝から晴れ渡り、富士山が望めてほど”。 寒さも和らぎ、お出かけの人も多かったのだろうか。
   そうではなくて、私もそうだったのですが「政治不信」から“託する人・政党がない!” そんな事で一票を投じる気力を失ったのだろうか? そのせいなの?
   ご覧ようような投票率なってしまったのでは~・・それプラス“こっちがダメなら、単純に元に戻って・こっちでいいか”そんな事でもあったのだろうか???
   前政権(自公)の圧勝(325議席獲得)。参院で否決されても、衆院で再議決できる議席を確保した。第三極の登場という新しさもあったがそれにしてもな~
   これは、3年3ヶ月前の“民主党の政策への支持より、与党への不満が大爆発して勝てた(敵のエラー)” 今回は、その真逆のことが起こっただけでは・・
   本当の政策ではないもの・・前回の政権交代も、今回の民主党の惨敗も、どっちも政権自らが招いた“オウンゴール”(自民、小泉新次郎氏の発言があたり)
   民主党が決めた2030年代に原発ゼロにする政策は・・集団的自衛権の行使容認や憲法改正論議を本格化させるの・・?
   投票した有権者は、郵政選挙の時と同じようには望んではいない「白紙委任」をしたわけではないと思う。 有頂天や慢心には“しっぺ返し”があると思うョ!

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   東京の下町に「ぬしさ製作所」という漆器店がある。その姉妹店が我が街にもある。 左の写真の店です!
   その漆器店は『NUSHISA(ぬしさ)』という店です。 我が街にある店は、東京にあるお店のの弟さんが経営
   この店は、オリジナル製品・子供用漆塗りカトラリー膳「CO/ZEN」(こぜん)などを扱っています。(我が孫も)
   〔2009年には、グットデザイン賞を得ています〕  写真は今朝の開店前です

   衆院選の審判は下りましたが、この店がなければ国会は開けません・・なんでか、わかりますか~
   理由は、戦後の第2回国会以来「氏名標」作りを一手に請け負っているからです。本会議場の机の上の「木柱」
   議員さんの名前が入った漆塗りの「木札」です。 これが「国会の必需品」です
   私共が“ウォーキング”していると、店主は犬を連れて“道路や公園のゴミ拾い”をボランテアで毎日しています
   今朝もバッタリ・・忙しくなりますネ~と聞いたら“あれは、兄貴たちや書家の寺井朴堂さん”らがやるんですよと
   私らは関係ないんだが、ホント大変なんだョ・時間が決まっているのと間違いは許されないんでネと言ってました
                                         
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          あの国会の氏名標は、1936年以来、73年間、同じものが使われているそうです。 木は“ヒノキ”を使っているそうです・・へぇ~でした
          漆器の漆は「45回塗り」 きのう当選した議員も、間もなく書き入れる作業が始まるそうです。前職のものは“そのまま使える”ですが今回は?
          新たに作るのは「新人と元職」 自民党が第1党に返り咲いたため、小泉人気にわいた前々回、民主党が政権を取った前回に続いて多いとか
          作業は、約10人の書家が手分けをして、時には夜を徹して続けることもあるんだそうです。 
          既に氏名の書かれた「氏名標」・・“引退したり・落選したり”方の名前をきれいに消してor落としてから、その後に新たに書き込んで再利用する。 
          歴代の首相の名前の上に、連綿と続く「木柱」に自分の名前が書かれる。漆は塗り替えの時は3分の1ほどの工程だそうだ。
          最初から作る場合じゃなければ「15回」ほど漆を塗るんだそうです。
       
          今朝あった「ぬしさのご主人」曰く“政治屋になちゃあいけねぇ~”よ!  私も分からないのに、思わず“ウン・ウンと頷き、そうですよネ”って
               あっちゃ~・わけの分からぬ“ボケた・おっさん”が、いっぱしのように“頷いちゃいました!”