Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

サブシステム再編

2020年06月20日 | ピュアオーディオ

サブシステムを再編しました。サンスイSP-2005を一時休止にして、JBL#4425とD208フルレンジの2セット体制にしました。活性化したC3+M4のサウンドも魅力的でしたが
、もっと軽く音楽を楽しめる様に変更しました。重厚長大で重量も有り、発熱量もすごいので、使うのに気を使わないといけません。


現在はこの2セットのプリアンプと横に置いたパワーアンプで鳴らしています。TA-2000プリはまだリアパネルの対策を未実施で、直出し電源ケーブルの状態です。D208をフルレンジで「軽く鳴らす」事で不満は有りません。TA-2000Fの方はリアパネルへの対策が完了していますので、後は活性化させる事を待つだけです。見る見る活性化しているのが分かります。ボリューム位置で#4425のサウンドが大きく変わります。


TA-N86×2台とチャンデバのTA-4300Fはしばらくお休みさせます。その間にできる事をしておきたいと思います。

SONY TA-2000Fプリアンプ始動

2020年06月19日 | ピュアオーディオ

修理や「私仕様」のカスタム化が終わったので昨日試聴を始めました。その前に「レイアウト変更」を決行。余分な機器を取り外しました。エクスクルーシブ#C3+M4を取り外しました。


TA-2000は一時休止して、TA-2000Fのみ1系統のSPで鳴らし始めました。午前中朝8時から鳴らし出して夕方5時まで連続稼働しました。夕方4時頃には「少しヌケて」来ました。お昼くらいには「ふん詰まった」音になり、しばらくは無理かとも思ったのですが、4時頃からサウンドが「ヌケて」来ました。


今回は3ウェイマルチアンプで鳴らしましたが、1日でここまで「ヌケて」来るとは・・・凄いアンプです。まだ「活性化中」ですので「音質」や「グレード」の判断は後日報告します。ただ物凄く良くなるだろう・・・と推測は出来ます。エクスクルーシブC3+M4を「活性化」させるのに2.5年かかりましたが、このプリは多分1週間ほどで「活性化」するのではないかと思う超ハイスピードアンプです。こんなに早いアンプは初めてです。ビックリです。

TA-2000Fプリアンプのサウンド確認

2020年06月18日 | ピュアオーディオ


まずは、「動作確認」が一番です。ソース機器の入力が正しく出てるか?(単に音出し確認)をして行きます。写真の状態でサンスイSP-2005を3ウェイマルチアンプで鳴らしています。



SONYオリジナル状態のフロント及びリアパネルです。


対策後のリアパネルです。機器の性能は「電源ケーブル」で決まります。オリジナルの「直出し細線」では機器の潜在性能を取り出す事は出来ません。おまけに50年も経てば、直出し配線に「べた付き」が出て来て、信頼性も危惧されます。

高級な電源ケーブルを使えば更なる「性能アップ」&「音質アップ」も可能になります。このTA-2000or2000Fは非常にシンプルな内部構造と、短い内部配線ですので当方の好みです。「内部配線が短い」と云う事は「鳴らし込みの時間の短縮」に繋がると推測しています。

SONY TA-2000Fプリアンプの修理完了

2020年06月17日 | ピュアオーディオ

SONYのプリアンプTA-2000Fの点検及びRCAソケットの交換を先週依頼していました。1週間で点検・交換が終わった様で昨日受け取りに行って来ました。


これがリアパネルのRCAソケット(ジャック)及び電源部のインレット化完了した写真です。これでようやく使える体制が整いました。


プリアンプ3台が並ぶと壮観です。当該のTA-2000FプリはサンスイSP-2005の3ウェイマルチアンプシステムに接続しました。


50年前の機器ですので、「眠りから覚ます」意味で、一般の電源ケーブルから鳴らし始めています。いきなり負荷をかけるとパーツが飛んだり、燃えたりしますので用心して鳴らし込んで行きます。この時点で、2.5年かけて鳴らし込んだエクスクルーシブC3のサウンドを超えています。

チャンデバの修理を終えて1週間

2020年06月16日 | ピュアオーディオ

SONY TA-4300Fチャンデバの修理を終えて約1週間が経ちました。交換してからは「安定した」サウンドです。安心して使える様になりました。サウンドは相変わらず「ふん詰まった」状態です。ただ少しずつ音数が増えて来ています。音のバランス的には高域が思い通りには出ていません。ピアノは聴けるがヴァイオリンはダメです。


チャンデバのリアパネルのRCAソケットの強度が上がっているので、ケーブル類が安定して接続できている様です。その証拠に「定位」がビシッと決まって動きません。音の出方はオリンパスシステムに近くなりました。SPの存在が消える様な音場感です。毎日18時から23時まで鳴らしています。その殆どはTVの音声としてです。22時から1時間音楽を聴きます。その時に音のバランスの微調整等をします。少しづつ詰めて行っている感じです。

SONY のパワーアンプを後2台購入予定

2020年06月15日 | ピュアオーディオ

今年に入ってから、SONYの1970年前後のアンプが増えて来ている。⓵TA-4300Fチャンデバ×2台、②TA-3120/TA3120A、③TA-N86×2台、④TA-2000/TA-2000F、⑤TA-3140F、⑥TA-4650・・・10台のアンプを購入している。購入金額と同額の修理代がかかっている。まだ修理や整備しなければならない。


更に後2セットのパワーアンプを購入予定しているが続けては止めておこう。機材が増えると懐は寂しくなる。無理をしない事だ。欲しいのはTA-N86を後1台。残りの1台はTA-2000Fとペアになるパワーアンプ。金額的には十分射程内である。



TA-N86パワーアンプは1977年頃の製品です。この頃には1枚基板のアンプになっています。このアンプはなかなか音質が良さそうだと思っている。ただこのアンプに組み合わせるプリアンプのRCAソケットが上を向いているので手を出せないでいる。C3の斜めリアパネルでも一苦労なのに、完全に真上を向いている様なプリアンプは使えない。(自作の硬く重いケーブルでは曲がりが極端になって来る)

今月中には整備に出しているTA-2000Fプリが帰って来るだろう。楽しみですが修理費用も馬鹿に出来ません。ただ50年前のアンプを安心して使うにはそれなりのリスクが有ると云う事。

1970年頃には国産アンプは完成形

2020年06月14日 | ピュアオーディオ

サブシステムにはわざと古いアンプを使っている。最新の高級アンプは手の届かない金額になっているので、「遊べる」古いアンプにした。試しに購入したC3+M4を活性化させたら最新のハイエンドアンプと遜色ないサウンドとなって来た。これに気を良くして45年前のアンプから50~55年前のアンプまで遡って来ました。



SONYのTA-2000+TA-3120Aの組み合わせは1968年に出来ている。自分が中学生の時のモノだ。実際に手にして中を見てみると、実にスッキリとしたパーツ配置と基板で、今まで見たアンプの中でも「白眉」な美しさがある。


電源部も「化け物サイズ」のトランスではなく、実にスッキリしている。これは、TA-3120Aパワーアンプでも変わらない。「ゴッドハンド」さんに修理をお願いした関係で、彼もこのアンプのサウンドを確認された。彼曰く「サンスイ#777と似た様なピュアな音がする」、「あの頃のアンプに使って有る半導体(CANTIPE Tr)が良かったのではないか?」との事でした。


自分がオーディオを始めたのは1972年。その為、1968年製のSONYのセパレートアンプは全く知らなかった。実際に使って見て感じるのは、「音色」が素晴らしい。サイズや重量も非常にコンパクトで扱い易い。当時のオーディオショップでは、初心者には「プリメインアンプ」を勧めていた。その頃サンスイAU-9500を勧められ購入した経緯がある。

55年前のアンプを「生き返らせる」ので、現在は一般レベルの電源ケーブルで慣らしている。まずは安心して使えることを確認したい。一応、アンプも「家電品」なので、老朽化したパーツが「燃える」事も有る。



最近は「聴く」事を主眼に置いている

2020年06月13日 | ピュアオーディオ

アンプ類も揃い、修理や改造にも一通り出して「使える」環境が整って来た。毎日5セットのアンプやスピーカーを「お守り」している。どのセットも2時間以上鳴らしているので、単純に5×2時間=10時間・・・も音楽を聴き続けている。自分ながら「異常」ではないかと感じる。これでは「機械に使われている」感じがする。午前中はサブシステムの「お守り」でほぼ潰れる。使い始めるとどの機器も「可愛く」なるから不思議です。


午後からはメインシステムを聴く。NHK-FM「クラシックカフェ」をメインに聴いている。FMは「新しい曲」を紹介してくれる。まだまだ「記憶力」を試している。


夕方6時からはTV音声で自宅システムの「鳴らし込み」を毎日5時間(23時まで)続けている。音楽を流せるのは22時~23時の間。CD1枚を聴くのがやっと。こんな自宅の鳴らし方は年末まで続くだろう。その頃には見違える様なサウンドに変貌していると予測している。自宅サウンドは「0.05W/ch」の世界です。威圧感は殆どない。柔らかくフワッと浮かび上がる様な音場を目指している。現在はTA-4300Fチャンデバと高域用TA-3140Fアンプの「活性化」を待つしかない。少しづつ音数が増えて来ている。それに従い楽器の音も分かり易くなっている。

1970年頃のSONYのアンプについて

2020年06月12日 | ピュアオーディオ

SONYのアンプは若い頃使った事が無かった。1970年頃(オーディオブームの始まりの頃)のアンプの音をメーカー別に確認して見たかった。当時サンスイやLUXMANのアンプを勧められるまま使って来た。その後、アキュフェーズのアンプに移って行った。


当時はマッキントッシュやマランツのアンプがハイエンドマニアの常備品でした。国産のメーカーでは前述のサンスイ・LUXMAN・パイオニア・SONY・テクニクス等沢山のメーカーが乱立していました。その中で、アキュフェーズとパイオニアの当時のフラッグシップ機を入手して鳴らしてサウンドがどのレベル位あるのかを確認しました。パイオニアのC3+M4が覚醒した今、「当時のアンプでも完成の域にある」と判断しました。


今回は今まで使った事の無いSONYのアンプを確認して見たいと思いました。そこでTA-3120Aを入手してサウンドを確認してみた所、「素晴らしいサウンド」を出して来る事に驚嘆しました。その後TA-1320オリジナルも確認しました。1965年の時点ですでにアンプは完成していましたね。



TA-3120A(50W/ch)の重量は10Kgも有りません。一時アンプは重いほど良い・・・1Kg=1万円・・・等と云われて、重いほど良いアンプ等と雑誌で云われていましたが、それは間違いですね。音の良さは「パーツ」(特に半導体=CANタイプ)の性能が良い・・・と感じています。SONYのパワーアンプを確認したので、今度はプリアンプも確認して見たいと思っています。内部の作りなど当方の感じ方では「理想的」
で「美しい」と思います。非常に良いイメージを持っています。



ただ、当時では「無かった技術」が有ります。特にリアパネルのパーツ(ソケット類)の強度不足や細い直出し電源ケーブルの部分を現在対応型に改善すれば、現在でも一級品のサウンドを出してくれると推測しています。

やっと覚醒したのに・・・

2020年06月11日 | ピュアオーディオ


JBL#4425+C3+M4のラインが2年半の鳴らし込みでようやく覚醒した。出てきたサウンドは申し分ない。音数の多さ・エネルギー感の出方・スケール感・SN比感・質感等、自分が知る「覚醒」のサウンドだ。


2年半もかかってやっと「覚醒」させたけど、このラインには「不満」も多い。何故SONYのアンプ達が増殖したのか?その訳は、
⓵C3+M4はサイズが大きい。
②C3の傾斜リアパネルは最悪。
③M4は27Kgと重い。
④M4の発熱が凄いのと電気食い虫で有る事。
⑤#4425は重低音型のSPで有る事(オリンパスシステムと同じトレンド)

実際に使って見ないと「使い勝手」は分からない。使う前はサブシステムのアンプは「これでお仕舞」と考えていたが、使うにつれて不具合な点も見えてくる。

少し落ち着いてきたら、このラインを手放す準備を始めたい。SONYのアンプでマルチアンプシステムにして、サンスイのスピーカーを鳴らした方がもっと「高音質」なサウンドになると予感する。SONYの1970年前後のアンプ達は「軽い」けどアンプとしては完成していると実感した。単なる懐古趣味では無い。必要な処は「改善」して使う。