Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

そろそろ自宅システムでの実験を開始するか?

2017年06月20日 | ピュアオーディオ


サブシステムで現在鳴らしているパワーアンプはSONYの薄型アンプ(SRP-P2070・SRP-P2005)です。この2台をこちらで「起こし」ています。使うのも1年ぶりですので正常に動くか?を確かめています。鳴らし出して1週間、特に問題なく動作しています。まだSRP-P2070のみしか使っていません。もうしばらく鳴らし込んだらSRP-P2005に切り替えます。



自宅のシステムラックのスペースが無いので薄型のアンプでないと一段に2台入りません。WE101Dppパワーアンプの処にSONYの薄型アンプを2台入れます。マッキンC22モドキプリアンプは見てくれとは極端に異なり、相当音質が良いです。このプリには出力を2系統作っています。1系統をD130・#375・ハイルドライバー・DECCAリボンの4個のユニットをドライブします。ネットワークはN500です。2ウェイでも40Hz~22KHzくらいまではカバーします。

これに、#3105(7000Hz)ネットワークのHFのみを使って3ウェイ化します。2系統目は175DLH・#2405、ビクターリボンの3個のユニットをドライブします。これで7SPユニットをネットワーク方式で安定して鳴らす事が出来るか?を試します。40Hz~100KHz)音質はこのアンプでは大幅に落ちるでしょうが、将来WE101Dppパワーアンプ×2台の組合せの前準備です。

C22モドキプリとWE101Dppパワーアンプ2台とネットワークN500、#3105の内部配線は音質対策で同じ最高級ケーブルに交換済です。全てが揃えば自分が作った最高級ケーブルで「一本のケーブル」で統一して入り口から出口まで繋がる事になります。もちろんSP内部配線も同様に対策済です。

体調や時間帯、先日に聴いた音楽等で聴きたい曲がコロコロ変わる

2017年06月19日 | ピュアオーディオ
毎日、午前中はD208サブシステム、午後はメインのオリンパスシステム、夜は自宅システムと「音楽漬け」の毎日を送っている。若い頃に夢見た生活をしているが、15年近くもやっていると珠には変わったこともして見たい。「音楽を楽しむ」だけでは「消費」だけで「生産」がない。自分は「モノ作り屋」だと思っている。その観点から行くと少し物足りなく感じる。

リクライニングチェアに座って2時間も聴いていると腰も痛くなってくる。午前中1時間、午後から1時間のウォーキングは欠かせない。畑仕事や庭の草むしりも時々している。現状維持をしている程度。身体を動かす事に苦痛はない。

体調や時間帯、先日に聴いた音楽等で聴きたい曲がコロコロ変わる。安らぎが欲しい時は室内楽や器楽曲を聴きたくなる。元気な時はブルックナーやマーラーと云った大オーケストラの曲を聴きたくなる。疲れている時はバロック音楽を聴くかショパンの大ポロネーズ等の激しい曲で気持ちを高揚させる。JAZZも良い。お酒が欲しい時は洒落たフランスの音楽(ドビュッシー・ラベル・フォーレ等)やピアノトリオのJAZZ当たりをかける。

病気の時(具合が悪い時)は「ステレオのSWを入れない」でひたすら静かに眠る様にしている。


古いチューナーからノイズが消えた

2017年06月19日 | ピュアオーディオ


古い機器の中古品には「個体差」が有る。40年前のチューナーを何種類か使って来たが、現在サブで使用しているKT-8300は入手時点からノイズが少なかった。他にSONYのST-5000Fやケンウッド01T等も使って見たが、中々ノイズレスとはならなかった。サブ用のアンテナはSONYのループアンテナ、45年以上前のアンテナ。当時使っていたのでNOS品を見つけて室内で使っている。同じアンテナでKT-8300ではノイズが皆無になって来た。使い始めは少しノイズが有ったが、使うにつれてノイズが減って来て、現在は快調な状況。機器が活性化してきたのだろうか?

同じ様にST-5000Fも使って来たが、ここまでノイズレスとはいかなかった。こちらは5年近く使って(機器の活性化をさせて)も出来なかった。音の厚みや音の線の太さはST-5000Fの方が良かったが、ノイズが出ては大きな減点である。元々の価格もグレードも異なるので、音質の比較は無意味だ。

中古品には「個体差」が出て来る。その商品が販売されてからどのように使われて来たか?で程度が変わって来る。外観が綺麗でも、長年飾って合った機器よりも使い込まれた機器の方が生きた音を出してくれる。今回のKT-8300は当たりの機械だったと思うべきだろう。




ガラクタの整理を・・・

2017年06月18日 | ピュアオーディオ
MD機やデジタルレコーダー・小形SP等、故障品や使う当てのない機器を処分しなければと思っている。4月から予定していてなかなか進まない。使う機器だけ残して後はすべて処分したいと考えている。

出来るだけシンプルにして、設置スペース(置き場所)を少なくしたい。部屋を広く使える様にして置かないと次の予定に影響して来る。

現在のサウンドに満足して来ると、機器の実験や配線の入れ替え等「ものぐさ」になって来る。実際問題余り触りたくない。触り出したら止まる処、やり切る様な処まで触ってしまう。「もうそろそろ止めたらどうだ」と心の声が囁いてくる。

自宅システムも先々週から出来るだけ使って鳴らしている。週/1回のペースから毎日2時間のペースに上げている。自宅システムでは「ブラームス」の室内楽を良く聴く。現在は4SPユニットシステムで鳴らしている。低域D130、中域#375は固定だが、中高域をハイルドライバー+DECCAリボンにして鳴らしている。1台のアンプで7SPユニットを鳴らすのはやや無理が有る。音自体は無事に出ますが、インピーダンスを考えるとかなり無理がかかっている。

ただ、残りの3ユニットも鳴らしてやらないとやはり「今一」のサウンドだ。弦楽器だけだと問題はないが、ピアノは入るとてき面「実態感」がない。音のキレが不足する。重い腰を起こして見るか?

眠っていた機器を使うサブシステム

2017年06月17日 | ピュアオーディオ
私にとっての「サブシステム」は、色々な実験をする目的や、眠らせている機器を時々使って、目先を変えて気分転換や、夏の暑さ対策で簡易なアンプでドライブさせたりと、「遊び」の要素が非常に強いです。



現在もWE101Dppパワーアンプをどかして、SONYの業務用アンプで鳴らしています。繋いだ当初は結構ストレートな音が飛んで来たり、音数が少なかったり・・・と今一の感じでしたが、1週間も鳴らしてやるとプラグ類の馴染みが取れて来たのか?かなり滑らかで落ち着いたサウンドになって来ました。まだパワーアンプが眠っていますので、順番で鳴らしてやらないといけません。



現在、サブシステムのソースはDN-980Fにしています。隣のSONY ADW-B5はMDによって読み込みが不安定なので、空運転させてお守りしています。



ケンウッドのMD機は録再出来る様に接続しています。しかし使う頻度は僅少です。



SPはD208システムで落ち着いています。メインシステムを聴いてからはチョッと聴けませんが、先にこちらで聴く分は何とかなります。古い20㎝フルレンジの限界でしょうね。


室内楽の楽しみ

2017年06月16日 | ピュアオーディオ
最近は「室内楽」に凝っている。ヴァイオリンソナタやチェロソナタ、ピアノ三重奏曲、ピアノ四重奏曲等を良く聴く。メロディの美しさや、演奏家たちの掛け合いを楽しんでいる。以前は大編成の管弦楽曲や交響曲ばかり聴いていたが、嗜好が変わって来ている。心休まる様な音楽を求めている。ロマン派の室内楽は特に心が落ち着く。

ステレオも「音質アップ」対策も完了し(個人的見解)特にする事もない。どうにかしなければならないのは「部屋」の方で、こればかりはすぐに手を出しかねる。

昨日は先々週購入したMD80枚をブランク化して、ラベルを剥いでラベルを貼る作業で一日が終わった。録音もクラシックばかりではなく、懐かしい映画音楽やGSサウンド、フォーク等まで幅を広げ出した。

自宅システムも出来るだけ音出しをして「慣らし運転」をしている。サブシステムはアンプの入れ替えを又している。WE101Dppパワーアンプを自宅システム用に持って行く準備。自宅システムにプリとパワーアンプを持って行き、低域側をダブルプリシステムにして使う予定。高域側もダブルプリにしても面白い。「音量調整」と「音の厚み」を狙ってのモノ。

試して見たい古いアンプの候補

2017年06月15日 | ピュアオーディオ
1970~1990年くらいまでのアンプの中で試して見たいと考えているのは、パイオニア:Mシリーズ、DENON:POAシリーズ、トリオ:サプリームシリーズ、M・レビンソン:No2桁シリーズ、SEAアンプ、クラウン:DC300他・・・と色々有る。

出来るだけ程度の良い「完動品」を探して試して見たい。この頃のアンプは電源ケーブルが「直出し」品が多い。できれば3Pソケットにして、電源ケーブルを交換してトライして見たい。電源ケーブルが変わればアンプの性格や性質・音色も変わって来る。「潜在能力」を引き出す様にして使って見たいのが本音だ。

1年に1台くらいのペースでしか対応できない。その中で本当に優れたアンプを見つけ出し、終のシステムに加えて行きたいと思っている。丁寧に動かしてやれば、意外と長持ちするのが「半導体アンプ」だ。一番の大敵は「使わないで半年以上も放置」する様な使い方だ。

古いアンプを試して見たいですね・・・

2017年06月14日 | ピュアオーディオ
昨日は「骨董」の話になりましたが、1970年代や1980年代の「ビンテージアンプ」を使って見たくなっています。もう既に販売後30年以上経った商品ですので、商品としての寿命は来ていると思われますが、当時最高峰クラスのアンプが10万円以下で手に入ります。中にはプレミアがついて50万以上の値のついた物も有ります。

自分もアンプ選びで色々な機種を試して来ましたが失敗したことも多いです。1番の失敗例は、機器が「活性化」でサウンドが様変わりする事です。活性化にかかる時間が2000Hrかかる事を後日体験しました。アンプをとっかえひっかえやったことは殆ど失敗した様です。

自分なりに3ヶ月~半年は使ってから判断していましたが、実際には1年以上使って(毎日5時間以上)初めて2000Hrを越えます。この時間が待てなかったようです。大概の方もこの時間が待てないだろうと思います。

ただこの2000Hrを待つ間は「音を出す」訳で、音楽を聴きながら「慣らし運転」している訳で、音楽が「上手く聴こえないで当たり前」と悟りを開かないとアンプの活性化は出来ません。だいたい「音楽が上手く聴こえない」と我慢が出来ませんからまたアンプをとっかえひっかえしてしまうのです。「2000時間の壁」が有りますね。

今ではメインシステムも落ち着いていますので、サブシステムでじっくり1年かけて鳴らし込んでから、メインシステムに導入する・・・くらいの心の余裕が出来て来ました。古いアンプの本当の実力を試して見たいですね。いくつか候補のアンプが有ります。下調べを十分してから試して見ようと思います。1台/年のペースぐらいしか出来ませんので、遊ぶのには丁度良いかも知れません。思いもかけない発見も出て来るかも知れません。

100年前では骨董の範疇に入らないが・・・

2017年06月13日 | ピュアオーディオ
エジソンの蓄音機発明から続く「オーディオ」は、まだ100年くらいの歴史しかない。「音質」に拘ってSPユニットやトランス・真空管の追求をしていたら、50年以上前の商品に行きついた。「ビンテージ」という言葉で代表されるが、自分でも何だか「骨董品」を集めているような感覚になる。

日本のオーディオ全盛時代は1970~1990年の20年くらい。各社が次々と弩級のSPやアンプ等を販売していた。それに先立つ米国は1950~1970年の20年間がオーディオの全盛時代の様に思う。自分が欲しいSPユニットや機器類がその時代のモノに集中する。

米国のオーディオ文化はWEやRCA、ツルソニック、ユニバーシティ・・・ALTEC・JBLと云った系譜が繋がっている。初めはトーキー用から始まり、家庭用へと変化して行っている。やはり、この時代の「開発努力」は素晴らしいモノが有ると思う。

日本のオーディオでは、アンプ類やソース機器においては非常に優秀な進化を遂げてきたと感じているが、ことSPについては、米国の2番煎じの感が否めない。高価格のSP達も1970~80年代に色々聴きかじったが、米国メーカー製と比べると「何処か中途半端」な感が残り手元に来る事は無かった。

オーディオ機器は「電化製品」で有る。その耐用年数は精々30年以下だろう。そんな背景の中でオーディオ機器は50年以上前のモノが珍重されている。

昨夜も「クラシック音楽館」を・・・

2017年06月12日 | ピュアオーディオ
昨日は日曜日、NHK-Eテレで21時から「クラシック音楽館」が有りました。昨日はベートーベン:ピアノ協奏曲第1番とブラームス:交響曲第4番が有りました。ベートーベンは丁度お風呂の時間と重なったので聴けませんでしたが、ブラームスは1楽章から聴けました。

自宅のシステムで楽しんでいますが、ブラームスの4番の弦楽器群のザワメク様な浮遊感が出て来ます。自宅システムでは特に弦楽器の再現が優秀だとは判っていましたが改めて再認識させられました。「音楽的表現力」が豊かです。低域の下限域は40Hzくらいですが、これ以下の帯域を必要だと感じません。

自宅システムはまだ完成形では有りません。まだトラブルを抱えているし、1台のアンプで7SPユニットをドライブするのはインピーダンス的に厳しいモノが有ります。(計算上では4SPユニットで2Ω、7SPユニットで1Ω)今後はサブシステムで使っている101Dppアンプやプリアンプ、ケーブル類を自宅システムに集中して完成度を上げて行こうと思いました。

ネットワーク方式で有りながら、一般の使い方とは一味違った使い方で組み合わせてやっていこうと思います。これから不足のケーブル類を作成しなくてはなりませんので、急がずコツコツとゆっくりやって行こうと思います。